【人間関係学科】セクシュアリティについて考える(導入演習)
令和5年6月14日(水)、人間関係学科の導入演習において、SOGIEサポートチーム「ココカラ!」共同代表の大住珊士さんを招き、ダイバーシティ教育を行いました。
SOGIE(ソジ―)は、性的指向(Sexual Orientation)、性自認(Gender Identity)、ジェンダー表現(Gender Expression)を組み合わせた言葉で、人の性の在り方が多様であることを表す概念です。大住さんはトランスジェンダーであり、自身の経験から、セクシュアリティのことで悩んでいる人へのサポートや、学校や企業でSOGIEに関する講演活動を行っています。
今回は、「セクシュアリティについて考える」と題して、「セクシュアリティについての知識・情報を共有する」、「日本のセクシュアリティに関する問題について考える」、の2つのテーマで話していただきました。大住さんは、日本では男性か女性のどちらかであるという性別二元論が根強く、セクシュアリティの多様性についての知識、意識が低いと指摘。一人ひとりにそれぞれのセクシュアリティがあり、誰もが当事者であることを認識し、「違い」を知ることが大切と、学生たちに伝えました。
受講した学生からは「多様性の理解には、知識をつけていくことが大切だと感じた」などの感想が聞かれました。
[投稿日:2023年6月15日]