公開授業「九州学」

九州学2024

 現在、県域を越えて、九州というまとまりで世界、他地域にアピールすることが求められています。その内容は歴史や文化だけでは不十分です。それは「食べる・見る・聞く・嗅ぐ・触る」という五感を投入した総合学でなければならないと考えます。この授業は学際科目として、本学の3学部、短大の教員、および九州学に共鳴する研究者によって、リレー授業方式で実施します。受講者には九州という地域から新しい見方を勉強してもらい、それぞれの視点から地域の未来を語れる学生が育つことを目標とします。

 別府大学で2015年1月に提唱した「九州学」は、2015年9月から授業として実施され、今年度で第10回目の開講となります。今年度は、九州学創設10周年、大きな区切りとなり、九州学の授業は今年度をもって終了し、授業は衣替えをします。そこで、今年は10年を振り返り、九州の未来を見据えて、「地域から未来を描く挑戦」とします。

 今年度は、九州学創設10周年、大きな区切りとなり、九州学の授業は今年度をもって終了し、授業は衣替えをします。そこで、今年は10年を振り返り、九州の未来を見据えて、「地域から未来を描く挑戦」とします。
 公開授業としていますので、一般の方も受講いただけます。一般の方は、お好きな講義のみご自由にご参加ください。(聴講無料、申込不要)。

開催概要

会場

  • 別府大学 32号館 400番教室

日時

  • 原則として土曜日1限目(9:00~10:30)に授業を実施します。

    ※12月7日のみ13:00~16:10となります。11月27日、2025年1月17日は曜日が変更となります。

テーマ・講師

開催日テーマ講師
9月21日(土) 九州学の十年の挑戦 別府大学 名誉教授
飯沼 賢司
9月28日(土) 大分の宇宙への挑戦と観光
※宇佐国東観光地域振興広域連携プロジェクトプレゼンツ(寄付講座)
一般社団法人 おおいたスペースフューチャーセンター主席理事
高山 久信 氏
10月5日(土) 鉄道の考古学
―衰退した鉄道から地域を見直す試み
大分県立埋蔵文化財センター職員
山田 哲也 氏
10月12日(土) 小さな大学の世界への研究挑戦 別府大学大学 文学部 史学・文化財学科教授
上野 淳也
10月19日(土) 久留島武彦記念館の挑戦 久留島武彦記念館館長
金 成妍(キム・ソンヨン)
10月26日(土) 九州の戦争遺産の保存と活用
―宇佐航空隊遺跡
元大分県職員
安田 晃子 氏
11月16日(土) 天孫降臨の町高千穂の挑戦
※宇佐国東観光地域振興広域連携プロジェクトプレゼンツ(寄付講座)
高千穂町長
甲斐 宗之 氏
11月27日(水) モンゴルとふるさと大分を結ぶ夢 元モンゴル大使
清水 武則 氏
12月7日(土)
13:00~16:10
シンポジウム
「別府の新たなる夢を語る」
基調講演
①新しい別府市誌の挑戦/別府大学名誉教授 飯沼賢司
②市制100年を迎えて/別府市長 長野恭紘 氏

パネルディスカッション
「100年の歴史をどう活かすか」
12月14日(土) 地域の博物館の挑戦
―中津市歴史博物館
中津市職員
三谷 紘平 氏
12月21日(土) 小さな大学の観光への大きな夢 別府大学 国際経営学部 国際経営学科 講師
小野 貴史
12月25日(水) セブン・イレブン記念財団九重ふるさと自然学校の挑戦 九重ふるさと自然学校
川野 智美 氏
2025年
1月11日(土)
森づくりへの挑戦 グリーンエルム社長
西野 文貴 氏
2025年
1月17日(金)
別府大学の地域連携への挑戦 別府大学 国際経営学部 国際経営学科 教授
髙木 正史