模擬授業の会

模擬授業の会について

模擬授業の会

 別府大学教職課程履修者が取得を希望する免許状の各教科/科目の授業実践力の向上を目指して2007(平成19)年に結成され、教職を目指す学生のうち4年生が中心となり企画・運営してきました。
 毎回の模擬授業の実施に向け、履修者同士で学習指導案作成に取り組んだり、授業終了後には意見交換を行なったりするなどして、共々に授業実践力の向上を図る、いわゆる課外活動です。
 2017(平成29)年3月までの10年間で、第1~10期まで毎年のように結成されてきました。振り返ってみると、この10年間で計454回の模擬授業が実施されました。こうした課外での取り組みは、毎年の教員採用結果(私立校採用/臨採含む)の一要因になっていると見られます。
 本会は、2016(平成28)年度の第10期により一区切りをつけました。2017(平成29)年度以降は、この結成を見送っていましたが、一部の教職課程履修者や教員から早期再開を希望する声があがってきたため、予定よりも前倒しして2018(平成30)年度には第11期を結成しました。
 現在は、「教職実践演習」の導入や、教職課程コアカリキュラムの活用が求められた近年の教員養成改革に応じた正規の教育活動に専念し、これを試行錯誤しながら進めるべく、本学における教員養成の独自の課外活動として位置づけられてきた本会の結成を休止しています。
 伝統と進取の気性を胸に本学教職課程から引きつづき有為な中等教員を輩出していく所存であることに変わりはありません。

2020(令和2)年3月24日 別府大学教職課程