大学学長メッセージ

国際的な視野をもって、地域に貢献
〜普遍的人間性の育成を〜

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別府大学学長佐 藤  瑠 威

別府大学は、敗戦直後の1946年に「真理はわれらを自由にする」という建学の精神を掲げて創られた別府女子専門学校(開校時の名称は別府女学院)を母体としています。爾来、別府大学はこの建学の精神のもと、一貫して学問を通して真理を探究し、自由を愛する人間を育成することを目的とする人間教育の大学であろうとしてきました。そこには真の知性と普遍的な人間性を持った人間という人文主義的な理念による教育が、新しい日本を創っていくうえで最も重要であるという考えがありました。この理念のもとに、別府大学は1950年の別府女子大学創設から半世紀以上、文学部だけの大学として歴史を経てきました。建学の精神が表すこの教育理念は、別府女專創立から70年たった現在においても別府大学の基盤をなすものです。

 普遍的人間性の育成というこの建学以来の理念に加えて、21世紀に入って別府大学は、時代の変化と社会の要請に応えるべく国際化と地域貢献を旗印として、国際的な視野をもって地域に貢献できる人材の育成を重要な教育目標に掲げて、新たに食物栄養科学部と国際経営学部を設置しました。食物栄養科学部は管理栄養士の養成を通して地域の食育の専門家を育て、国際経営学部は国際化、グローバル化の時代に対応しえる地域経営の人材を育てることを目標としています。

 大学教育の目的は人間形成です。大学時代に学生の皆さんはいくつかの課題を意識して自己形成に取り組んでいってほしいと思います。一つには、卒業後に社会で働いて生きていくために必要な専門的知識を持った職業人となるための人間形成です。もう一つは、地域社会と日本の社会の主体として生きていくために必要な知識と判断力を持った社会人となるための人間形成です。そしてさらに、このグローバル化の時代において異なる国や文化の人間と相互に理解し協力し合うことのできる普遍的人間性の形成です。

 別府大学は、学生の皆さんの人間形成の課題に応え得る最善の教育を目指していきたいと考えています。