歴史文化総合研究センター

歴史文化総合研究センター

歴史文化総合研究センター

別府大学歴史文化総合研究センターは、別府大学90周年記念事業の一環として建設され平成11年3月に落成しました。別府大学及び大学院のための実習室等の施設、附属博物館新館、附属研究所などを1ヶ所に集積した複合的な教育研究施設です。

鉄筋3階建の建物の1階には、文化財学を学ぶ学部生及び大学院のための3つの実習室、蛍光X線解析装置や電子顕微鏡など多くの科学機器を整備した文化財科学室、教員の研究室などが配置されています。2階は主として附属博物館の施設が占めています。すでに50年の歴史と伝統を持つ別府大学附属博物館として、博物館学芸員課程の実習施設の拠点となる施設となっています。ここに常設展や企画展のできる展示室や、収蔵庫等の施設が配置されており、わが国でも屈指の実習博物館といえます。3階には別府大学文化財研究所、別府大学アジア歴史文化研究所が入り、文字通り教員・学生一体となって教育・研究活動を行なう場となっています。ここでは埋蔵文化財をはじめ、古文書・美術工芸品・民俗資料などに関する専門知識や技術について学習する場として、質量分析計、光学分析装置やレントゲン透視装置などが設置され、文化財の調査研究に最新の科学技術装置が導入されています。このセンターの展示施設も、エントランスホールをも備えた完備された展示室であり、ここでは常設展示のほか特色ある企画展示も行われます。

博物館は、学術研究と社会を結びつけ、社会・生涯学習に不可欠な教育機関です。したがって定期的に学術講演会やシンポジウムなどを開催して研究成果を社会に還元することにも努めています。本学の博物館では、収蔵する考古資料や古文書資料を館内で展示するばかりでなく、他の館外施設にも積極的に貸し出す公開活動も行っています。

歴史文化総合研究センター長 渡辺 智恵美


別府大学に設置されている文化財の調査機器


所在地・連絡先

〒874-0915大分県別府市桜ケ丘5ー2
Tel. 0977-27-6116

アクセス