日本語教育研究センター

日本語教育研究センター

留学生の夢を実現する出発点として

日本語教育研究センター長 松田 美香
日本語教育研究
センター長
松田 美香

 当センターは、留学生に対する日本語教育や留学生活の支援を目的に、20094月に創設されました。本学に入学した留学生が、大学院への進学・国内企業への就職ができるような日本語力、母国で日本語教師・国際的なビジネスマンとして活躍するための日本語力をつける出発点がここです。すでにその夢を果たした留学生が本学には多数います。各教室は、留学生の熱意が満ち溢れた学びの場となっています。


少人数の日本語教育で実力アップを目指す

多彩なイベントで日本語教育をサポート当センターでは、少人数(最大20名)の日本語教育を展開しています(日本語学習プログラムの項を参照)。教師と留学生の対面授業が中心ですが、一部コンピュータを使ってのプレゼンテーション、スキルの授業も行います。また、発音矯正、日本語能力試験対策を取り入れた授業もあります。対面授業では、教師とのやり取りによるコミュニケーション教育、コンピュータ授業ではひとりひとりの進度に応じた時間の枠にとらわれない教育を行い、日本語の実力を確実に上げる取り組みをしています。

大分県内の名所・旧跡を訪ね、体験学習やスポーツ大会をして交流を深めるバス研修旅行を年2回行います。そのほか、別府大学日本語スピーチコンテスト、日本文化体験、国際交流サロン(スマイル・サロンの項参照)など、日本人学生や日本文化との交流を通して日本語を学ぶ意欲を高めます。


別府大学日本語教育研究センター事業概要

留学生日本語教育プログラム

日本語教育研究センターでは、留学生への初年次教育をはじめとして、大学での学術活動に必要な日本語力の養成を目指す日本語学習プログラムを提供しています。

短期留学生の受け入れ

日本語教育研究センターでは、海外協定校の学生を中心に、半期~1年の短期留学生を受け入れています。短期留学生は、日本語科目や専門科目の履修(単位取得)だけでなく、サークル活動や地域交流活動、学内の各種イベントに参加することができます。

学外研修旅行・地域交流活動

日本語教育研究センターでは、半期ごとに学外研修旅行(日帰りのバス旅行)を行なっています。大分県内の名所見学、地域の人々とのふれあいなど、教室内では得られない多くの体験を通じて、日本の習慣や文化に対する理解を深めます。

日本語スピーチコンテスト・日本語朗読コンテスト

半年間の日本語学修の成果を認め合う場として、前期に「スピーチコンテスト」、後期に「朗読コンテスト」を行います。それぞれ各クラスから選抜された数名が当センターの在学生・教員・留学生課職員の前で発表し、「スピーチコンテスト」では「発音賞」「ベストパフォーマンス賞」「独創賞」など、「朗読コンテスト」では第1位から第3位までを表彰します。

「スピーチコンテスト」では、パワーポイントを使用して自分自身を語ったり、アンケート調査結果を報告したりと内容は様々です。毎回、留学生ならではの視点による発表が新鮮です。「朗読コンテスト」では、抽選で決められた文学作品(多読用にリライトされたもの)を規定時間内で朗読します。日本語として自然に聞こえるように、また、会話文では感情を込めるようにと、全力で朗読に取り組む姿が見られます。

 

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紀要『別府大学日本語教育研究』

日本語教育研究センターでは、教育研究の発展を目的として、年1回『別府大学日本語教育研究』を発行しています。


所在地・連絡先

〒874-0915大分県別府市北石垣82
Tel. 0977-67-0101 Fax.0977-66-9696

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