コース概要
おんせん県おおいたで、まち・ムラを輝かせるノウハウを習得

地域の重要性がますます問われる中、大分県が全国的に注目されています。数々の産業を繁栄させながらも、トップクラスの自然に恵まれているからです。日本有数の観光地を有し、温泉湧出量は日本一。豊富な農産物、魚介類が食卓を賑わす―。全国有数の豊かな環境は、観光振興や地域活性を目指す方には、絶好の学びの場。地域づくりで活躍できる人材を養成します。地域資源のブランド化による観光振興や自然エネルギーを活用した地域活性化にも取り組みます。卒業生は、公務員やJAの職員として地域づくりをリードしています。
コースの特色
地域振興の要として活躍する公務員を育成
大分県庁や別府市役所をはじめとする地方公務員や国家公務員(一般職・行政、専門職)、JAなどの地域の優良企業へ就職を志望する学生に対し「公務員試験対策特別クラス」を実施しています。大手専門学校と連携し、試験合格対策に万全を期しています。
※国際経営コース、税理士コース選択者でも、成績優秀な学生はこのクラスを受講できます。
私の大学生活
現場で実感"農業経営"
もともとは"会計系の方向に進もうかなぁ"と漠然と考えていましたが、2年の後期ごろ棚田での活動を通じて農業の経営に興味を持ちました。実際に現場で作業することで、今まで"単純"だと思っていた農業経営が、社会の状況や天候、価格等で左右される複雑なものであると痛感させられました。
棚田プロジェクト
大学で学んだ知識をもとに現場で作業し、農家のもどかしさや問題点を探ることができましたし、プロジェクトの一環でイベント等にも呼んでいただきました。最初はやはり不安が多くありましたが、場数を踏むことで必要以上に緊張しなくなり、自分の成長を実感しました。
座学だけではない
講義では農業だけに限らず、環境問題やエネルギー、土地の特徴など幅広い学びができました。また、フィールドワークでも"養鶏場"等の畜産関係の施設を回ったり、生産者が極端に少ない"七島い(いぐさ)"の生産現場の声を聞くなど、様々な経験を通して自分自身の視野が大きく広がったと思います。
旅と地域研究会
入学前から観光について学びたいと思っていたため、迷わずこのコースに入りました(笑)!研究会への参加は遅めだったのですが、リーダーとして全体の発表会を取り仕切ったり、まとめの挨拶を行うなど、貴重な経験が出来たことは今感じている"自信"に間違いなく繋がりましたね。
温泉と外国人旅行者
"旅"といえば"外の世界"という感覚を持っている人も少なくないと思いますが、学んでいく中で"地元再発見"→"地元を好きになる"きっかけになりましたね。今まで知らなかった魅力を見つけたり、現地と旅行者のふれあいの現場に出くわしたときは特にそう感じました。
ポイントは自然を生かす
観光スポットはどうやって発展していったのかを研究していきました。開発者はもとより、地元住民の目線に重点を置いて、アンケート調査の結果を基に研究を進めていきました。講義以外でも現地に通って調査するなど、"自ら積極的に行動する"ことの重要性にも気づかされました。
リアルに学ぶ
ゼミでの活動では、実際に観光で町おこしをしている地区に出向き現地の方からヒアリングを行うこともありました。結構テレビ等で取り上げられる地区でも"観光客でにぎわうのは週末くらい"という場合もあり、そういった"現場の事実"を持ち帰り、改めて意見出しや対策を考えるところがよかったですね。
国際問題が身近に
もともとヨーロッパへのあこがれがあり、EUの経済システム等に関してはとても意欲的に取り組めました。以前ジャーナリストだった先生の講義では、講義テーマに関連のある報道が流れると、その紹介や解説も交えながら進めてくれます。政治、経済、社会、文化等の流れを大まかながらも分析することができるようになりましたね。
ちょっとした"学問病"
観光についてフィールドワークするためか、プライベートでレジャー施設等を訪れた際に、無意識のうちに"駐車場の混み具合とナンバーの確認"を行っているときがあります(笑)。買い物先でも"お店の種類と客層"をいつの間にかインプットしていて、"この店は○○な感じ"というイメージができていたりしますね(笑)。
講義ピックアップ
食料流通システム
国内外の食料生産・加工・流通・小売の実態について、マーケティング論や経済学の視点から学びます農産物のブランド化や6次産業化など、地域の食料流通の動向などにも注目します。
環境エネルギー政策
日本のエネルギー政策の中で注目されているのが、地域社会を主体とした自然エネルギー開発です。未来を見据えた地域のエネルギーをいっしょに考えましょう。
観光地理
世界の観光地を取り上げ、どのような空間が観光地として「特別な場所」として選ばれるのか、それには法則性や公式はあるのかを考え、観光を"科学する学問"として学びます。
履修モデル
1年
科目区分 | 科 目 | |
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教養科目 | 基礎ゼミ | ◎導入演習(国際経営) ◎基礎演習(国際経営) |
学際科目 | ◎大学史と別府大学 ◎温泉学概論 ◎キャリア教育Ⅰ | |
コア1 | ◎日本文化史 ◎心理学Ⅰ ◎スポーツと健康 | |
コア2 | ◎法学(日本国憲法) ◎国際文化論1 ◎国際関係論 | |
コア3 | ◎数学基礎 | |
コア4 | ◎情報リテラシーⅠ ◎統計学 | |
コア5 | ◎英語1 ◎英語2 ◎韓国語基礎1 ◎韓国語基礎2 |
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外書購読 | ◎外書購読1 ◎外書購読2 | |
専門科目 | 専門関連科目 | ◎時事英語 ◎欧州事情 ◎地理学概論 |
学科専門科目 | ◎経営学の基礎 ◎会計学の基礎 ◎情報科学概論 |
2年
科目区分 | 科 目 | |
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教養科目 | 学際科目 | ◎インターンシップⅠ |
コア5 |
◎英語2 ◎英語3 ◎韓国語コミュニケーション1 ◎韓国語コミュニケーション2 |
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外書講読 | ◎外書購読3 | |
専門科目 | 学科専門科目 | ◎発展演習Ⅰ(国際経営) ◎発展演習Ⅱ(国際経営) ◎商事関係法 ◎国際経済概論 ◎国際コミュニケーション ◎経営学1 ◎経営学2 ◎商業概論 ◎観光経営論 ◎観光戦略政策 ◎国際観光経営 ◎カルチャーマネジメント ◎経営分析 ◎簿記Ⅰ ◎簿記Ⅱ ◎会計学Ⅰ |
3年
科目区分 | 科 目 | |
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教養科目 | 学際科目 | ◎キャリア教育Ⅱ |
専門科目 | 学科専門科目 | ◎専門演習Ⅰ(国際経営) ◎発展演習Ⅱ(国際経営) ◎国際マーケティング概論 ◎国際経営概論 ◎リスクマネジメント ◎戦略マネジメント ◎国際金融 ◎国際会計論 ◎ソフトウェア利用論 ◎ホスピタリティ経営管理 ◎上級国際観光経営(英語)Ⅰ ◎上級国際観光経営(英語)Ⅱ ◎地域政策 ◎地域文化論 ◎観光地理 |
4年
科目区分 | 科 目 | |
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専門科目 | コース専門 科目 |
◎卒業演習Ⅰ(国際経営) ◎卒業演習Ⅱ(国際経営) ◎日本的経営概論 ◎マーケティング戦略 ◎国際観光マーケティング ◎経営と倫理 ◎卒業論文 |