食物栄養学専攻

専攻概要

新しいカリキュラムで食品・栄養系の創造性豊かな研究者や
社会の発展を担う人材を育成

食物栄養学専攻

食物栄養学専攻では、令和3年度より新しいカリキュラムとなり5つの専門的な研究領域である「栄養科学研究領域」、「応用生物学研究領域」、「食品科学研究領域」を柱に、高度な諸科学の理論や応用を学びます。その基本となる科目群として「研究基盤領域」を設け、研究方法や研究倫理等について学びます。
 また、食品や栄養素と生体機能の関係を遺伝子レベル、細胞レベル、個体レベルで研究する方法を学び、より高度な専門的知識・技術を習得します。これらの教育・研究を通して、「食物と栄養」に関連した、創造性豊かな研究・開発能力をもつ研究者や、高度な専門知識と能力をもつ職業人として社会の発展を担う人材を育成します。

専攻の特色

POINT1

大分県下唯一の食品・栄養系専門の大学院で、地域における生涯教育・リカレント教育の場を提供する

POINT2

管理栄養士・栄養教諭※のリーダーとして即戦力となる人材の養成

POINT3

地域から発展する学術研究と社会貢献可能な高度職業人の育成

※教員一種免許状を持ち、教育職員免許状に定める条件を満たした場合、
 栄養教諭専修免許状の取得が可能です。

専門科目

  • 公衆衛生・疫学特論
  • 医学生理学特論
  • 細胞生物学特論
  • 代謝生化学特論
  • 食品機能学特論
  • 食品加工保蔵学特論
  • 調理科学特論
  • 分子栄養学特論
  • ライフステージ栄養学特論
  • 健康増進栄養科学特論
  • 食育・食行動学特論
  • 栄養ケアプロセス特論
  • 給食経営管理学特論
  • 公衆栄養行動特論
  • 分子生物学特論
  • 生命科学特論
  • 細胞工学特論
  • 生化学特論
  • バイオテクノロジー特論
  • 環境微生物学特論
  • 応用微生物学特論
  • フードバイオテクノロジー特論
  • 発酵醸造学特論
  • 食香粧科学特論
  • 発酵食品学特論
  • 栄養科学研究法特論
  • 生物資源科学研究法特論
  • 研究倫理特論
  • 研究統計特論
  • 栄養科学特別研究
  • 栄養科学特別演習

私の大学院生活

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Student’s voice

【食物栄養学専攻】阿部智実

修士課程 2年 
阿部 智実さん
溝部学園高等学校出身
open
食生活に関しての課題は多様化しています。
社会人として勤務していく中で見えてきた様々な課題に対して、栄養教諭として、より専門性を生かした食育活動を幅広い世代に行いたいと思い、長期履修制度を申請しての大学院への進学を決めました。改めて学ぶことができる環境、そして関わっていただくすべての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。今後、地域に貢献できるよう、日々研究に励んでいきたいと思います。

食物栄養学専攻 履修モデル:「食品科学研究領域」選択の場合

1年

科目区分科 目
栄養科学研究領域 ◎食品機能学特論
応用生物学研究領域 ◎分子生物学特論 ◎酸素科学特論 ◎バイオテクノロジー特論
食品科学研究領域 ◎フードバイオテクノロジー特論 ◎発酵醸造学特論
◎食香粧科学特論 ◎発酵食品学特論
研究基盤領域 ◎生物資源科学研究法特論 ◎研究倫理特論

2年

科目区分科 目
食品科学研究領域 ◎食品科学特別研究 ◎食品科学特別演習

食物栄養学専攻 履修モデル:「応用生物学研究領域」選択の場合

1年

科目区分科 目
栄養科学研究領域 ◎分子栄養学特論 
応用生物学研究領域

◎分子生物学特論 ◎生命科学特論 ◎細胞工学特論 ◎生化学特論 

◎バイオテクノロジー特論 ◎環境微生物学特論 ◎応用微生物学特論

食品科学研究領域 ◎フードバイオテクノロジー特論 
研究基盤領域 ◎生物資源研究法特論 ◎研究倫理特論

2年

科目区分科 目
応用生物学研究領域 ◎応用生物学特別研究 ◎応用生物学特別演習

食物栄養学専攻 履修モデル:「栄養科学研究領域」選択の場合

1年

科目区分科 目
栄養科学研究領域 ◎代謝生化学特論 ◎調理科学特論 ◎分子栄養学特論
◎ライフステージ栄養学特論 ◎健康増進栄養科学特論
◎食育・食行動学特論
研究基盤領域 ◎栄養科学研究法特論 ◎研究倫理特論 ◎研究統計特論

2年

科目区分科 目
栄養科学研究領域 ◎栄養科学特別研究 ◎栄養科学特別演習

取得可能な免許・資格

  • 栄養教諭専修免許状

卒業後の進路