コース概要
会計人の育成
会計・税理士コースは、グローバルに進展する経済の中で活躍できる会計の専門家を育成します。そのために、簿記、会計学、税務会計、管理会計といった科目を体系的に設定し、税理士試験や国税専門官試験等を目指す学生を強力にバックアップ。同時に、会計の高度なスキルを持つ企業人を育成します。
コースの特色
簿記から国際会計にも対応した教育
簿記の基礎から、応用、財務会計、管理会計の修得に加え、グローバリゼーションの進展に伴うIFRS（国際会計基準）などの国際会計に対応した教育にも力を入れています。公務員試験にもチャレンジできます。特に簿記・会計を学ぶことで国税専門官試験にもチャレンジできます。
私の大学生活
誰もが最初は初心者。"どこまで成長できるか"と"その環境が整っているか"が重要です！
大学から始めて
大学から学び始めて日商2級を取得することができました。個人的には家で一人で励むよりも、先生や友達と一緒に勉強した方が理解も進むし、何より周りから刺激を受けるのでモチベーションが維持できましたね(笑)。最初は資格に対する安易な思いから入ったのですが、最終的に税理士事務所に内定をもらうまで成長できました。
学んで感じたこと
会計に関わることの基本を教えてもらえたことが一番です！試験ではあまり結果が伴いませんでしたけど(笑)。取得した簿記資格の級が上がるにつれて、周りから評価されていったことも学問に対する気持ちが萎えなかった要因ですね。特に担当の先生からは大変よくサポートしていただきました。
何事も楽しむ
大学生活は高校までとはかなり違い、自分で時間と行動を管理しないといけません。私の場合は最初に担当していただいた先生のおかげで大学のペースがつかめました。学習はもちろん、サークル活動、アルバイト、資格取得、一人暮らし等々、"全部を楽しむ"精神で臨めたことが良い結果につながったと思っています！
"本気で学ぶこと"を教えてくれた教員、友達、環境が、私をここまで成長させてくれました。
"何となく"でしたが
正直なところ、入学前までは将来について漠然としたイメージしかありませんでした。入学後に講義を受けるにつれて"税理士"に興味を持つようになり、簿記の資格取得を目指して真剣に取り組むことができるようになりましたね。最終的には税理士ではなく、金融関係に就職したいと思うようになりました(笑)。
自主学習の重要性
簿記の資格は、単純に講義を受ければ取得できるものではないため、自主学習が重要になってきます。先生方からのサポートが充実していることも魅力ですが、最終的には"自分でやり遂げる"覚悟が必要になってくると思います。私は日商簿記2級まで取得でき、地元の銀行に内定をいただきました。
英語で会計学
講義の中には、英語で会計学を学ぶものもあります。"簿記・会計に関する専門用語を英語で理解すること"と"会計処理を英語で行うことができる能力"が求められます。講義の後には「国際会計検定（BATIC）」にチャレンジしていきます。英語に慣れるために講義後の復習がものすごく大変です(笑)。
日本で会計学を学ぶ。日本人学生との"切磋琢磨"が、お互いの"励み"に繋がっています。
会計を学ぶ
きっかけは、母が会計の仕事をしていたためです。日本語の勉強をしつつ、簿記の資格取得にも励んでいます。現在は日商簿記3級を取得しているため、次の2月の試験で2級にチャレンジする予定です！留学生にも理解しやすく指導していただけるため、自宅での学習もスムーズに行えます。
周りの支え
先生が学生を"引っ張って行ってくれる"ところが最大の魅力だと思います！自分ひとりでは怠けてしまいそうな状況になっても、先生がリードしてくれることでまた歩き出せます。周りの日本人学生とともに簿記の勉強ができることもとても刺激になっています。
語学を鍛える
講義以外での活動で「英会話研究会」に参加しています。国際経営学科の中で行われている誰でも参加できる学習活動です。毎週水曜日の夕方に1時間ほどの活動ですが、テキストを使って英会話のスキルアップに励んでいます。そのほか、ハングルも勉強中で、日本語と合わせて4か国語をマスターしたいと思っています。
講義ピックアップ
簿記
簿記は企業活動を数値で記帳・計算する技術で、日商簿記検定は簿記の代表的な検定です。また、税理試験の必修科目（簿記論）にもなっています。レベルに合わせたクラス編成で日商簿記検定3・2級の取得を目指せます。
財務会計・管理会計
財務会計は、企業の経済活動を決算書により報告するルールを取り扱う学問です。管理会計は経営活動を計画し、統制するための会計であり、効率的・能率的に経営を遂行するために非常に重要な学問です。
税務会計
税務会計は、会計学を主軸に据え、企業の儲けを会計学と税法理論に基づいて算定し、これに税率をかけることによって税額を確定させるプロセスを学修する科目です。
国際会計
企業活動のグローバル化に伴い会計のルールも世界的に統合化されつつあります。国際会計では国際会計基準（IFRS）の特徴と日本の会計基準との違いについて学習します。
履修モデル
１年
| 科目区分 | 科 目 | |
|---|---|---|
| 教養科目 | 基礎ゼミ | ◎導入演習（国際経営） ◎基礎演習（国際経営） |
| コア１ | ◎大学史と別府大学 ◎キャリア教育Ⅰ ◎トップマネジメント講話 | |
| コア２ | ◎生命倫理学 ◎心理学Ⅰ ◎社会思想史 | |
| コア３ | ◎法学(日本国憲法) ◎国際関係論 ◎人権教育論 | |
| コア４ | ◎生物学 ◎情報リテラシー ◎数理・データサイエンス入門 | |
| コア５ | ◎英語１・2・3・4 ◎TOEIC１・2 ◎韓国語基礎1・2 | |
| 専門科目 | 専門関連科目 | ◎時事英語 ◎英会話１ |
| 学科専門科目 |
◎経営学の基礎 ◎会計学の基礎 ◎観光・地域経営の基礎 ◎経済原論 ◎ファイナンスリテラシー ◎簿記Ⅰ・Ⅱ ◎上級簿記Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ ◎地域創生プロジェクト1・2・3・4 |
|
２年
| 科目区分 | 科 目 | |
|---|---|---|
| 教養科目 | ||
| コア１ | ◎インターンシップ基礎 | |
| コア５ | ◎英語5・6 ◎TOEIC3・4 ◎韓国語コミュニケーション1・2 | |
| 専門科目 | 学科専門科目 | ◎発展演習Ⅰ(国際経営） ◎発展演習Ⅱ(国際経営） ◎財務会計 ◎原価計算 ◎ミクロ経済学 ◎マクロ経済学 ◎民法 ◎ビジネス法務 ◎地域創生プロジェクト5 |
３年
| 科目区分 | 科 目 | |
|---|---|---|
| 教養科目 | コア1 | ◎キャリア教育Ⅱ |
| 専門科目 | 学科専門科目 | ◎専門演習Ⅰ(国際経営） ◎発展演習Ⅱ(国際経営） ◎財務諸表論 ◎税務会計 ◎管理会計 ◎経営分析 ◎ファイナンス論 ◎銀行論 ◎税法概論 ◎国際会計 ◎国際経営論 ◎国際経済学 ◎地域創生プロジェクト5 |
４年
| 科目区分 | 科 目 | |
|---|---|---|
| 専門科目 | 学科専門科目 科目 |
◎卒業演習1(国際経営） ◎卒業演習2(国際経営） ◎卒業論文 |
