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九州の文化財保護に向けた「別府大学研究ブランディング事業」について

 別府大学文学部では、平成28年度文部科学省の「私立大学研究ブランディング事業」において、「九州における文化遺産保護研究の拠点形成のための基盤整備事業」が採択され、29年1月より事業を開始し、30年3月で事業が無事に終了いたしました。
 文部科学省の補助事業は3年間で終了しましたが、研究のブランディング事業の内容は、別府大学にとっても最重要課題の一つと捉えており、令和元年(2019)年度以降も大学独自で継続していくことが決まりました。
 本事業の目的は、熊本・大分地震を契機として、大学と自治体等が連携し、「九州内の文化遺産の保存・保護への技術的研究」、「文化財の修復・再建のための保存対策研究」の体制を構築し、恒常的な文化財保存力の向上を図る協力体制を確立するところにあります。
 今後、補助事業で実施した成果を基に、九州の文化財保護の基盤整備に貢献できる体制を発展させ、本学が九州の文化遺産保存の拠点となることの実現を目指していきます。

 

[投稿日:2019年7月 4日]