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「第23回大分県栄養士学会」で本学学生が発表を行いました

「第23回大分県栄養士学会」で本学学生が発表を行いました

 令和5年11月25日(土)に「第23回大分県栄養士学会」がトキハ会館(大分県大分市)で開催されました。学会では県内で幅広い分野で活動されている管理栄養士および栄養士の方々から8題の口演がありました。当大学からは大学院食物栄養学専攻から1名、食物栄養科学部食物栄養学科から3名、短期大学部食物栄養科から1名が発表を行いました。それぞれ高校生、母子、がんサバイバーを対象とした食と健康に関する興味深い研究・活動内容となっており、会場からの質問にも的確に回答するなど発表者の学びへの努力の跡がうかがえました。
 今後も学生の発表や論文作成等を通して、学生の研究力の向上に努めたいと思います。
 なお、演題は以下に示す通りです。
【演題】
・調理師養成課程に所属する高校生の「食と健康」に関する学びとこれからの課題
 阿部智実(大学院食物栄養学専攻2年)
・乳幼児期(2歳未満)の母子の食と健康についての現状と課題
 有田歌純・小野星衣奈・児玉加奈美(大学食物栄養科学部食物栄養学科4年)
・がんサバイバーへの食事メニューの提供について
 田尻瀬菜(短期大学部食物栄養科2年)

 また、学会の後半は「大分方言とコミュニケーション」と題して松田美香教授(文学部国際言語・文化学科)の特別講演が行われました。
 大分の有名な方言である「ヨダキ-:おっくうだ」が源氏物語とつながりがあること、さらに「イ-グレ-ナコッチャネ-:もちろんいいよ」のような、相手の心労を思いやり、助けるための配慮の方言が大分には残っていることなど大変興味深い内容でした。このような方言がぜひ若い世代に受け継がれてほしいと思います。

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[投稿日:2023年12月 5日]