「ティラピア料理の提案会」を行いました

6月15日(木)に、短大食物栄養科で「ティラピア料理の提案会」を行いました。
ティラピアは淡水魚で、味が美味しく多くの国々で養殖されています。湯布院でも養殖して食べられていましたが、近年、金鱗湖ではティラピアが繁殖しすぎて生態系を崩してしまうことから、駆除活動が課題となっています。
今回、「豊かな水環境創出ゆふいん会議」から、駆除したティラピアを食用魚として有効活用できないかと相談を受け、学生たちがティラピア料理を提案することになりました。
当日は、ティラピアの蒲焼風押し寿司、ココナッツスープ、スーランタン、オムライスなど、和食、洋食、中華の15品を作りました。学生たちは「初めて使う食材なのでおいしくできるか心配でしたが、食べてみるとすごくおいしい!!」とティラピアへの印象が変わったようでした。
担当した立松洋子教授は「今回の提案をきっかけに、ティラピアが湯布院の新しい名物料理となり、湯布院の活性化にもつながれば」と語っていました。学生たちにはティラピアの生態を知るとともに、災害等の非常用の食材として活用することを学ぶ機会となりました。
今回の提案した料理は「ティラピア料理集」として冊子にまとめる予定です。
[投稿日:2017年6月20日]