【初等教育科】絵本を使った読書活動や小学校の授業におけるICT活用に関する公開講座を実施しました
令和3年11月14日(日)、別府大学短期大学部初等教育科幼児・児童教育研究センター主催のもと、公開講座を実施しました。午前中は本学と明星小学校教員による「これからの小学校教育の方法を探る」をテーマとした講演を、午後は本年度よりの本学で取得できるようになった「認定絵本士」資格を認定する絵本専門士委員会の委員でもある学習院大学秋田喜代美教授による「幼少期における読書活動の推進」をテーマとした講演を開催いたしました。
今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、参加人数の制限を行い、秋田喜代美氏の講演は東京の会場と別府大学3号館ホールを繋ぐリモート講演にて実施し、県内の小学校、保育、図書館関係者、初等教育科・専攻科学生を中心に延べ約130名の方にご参加頂きました。
午前の古川教授の講演では、明星小学校での国語の授業実践例からICTを活用した授業の有効性や留意点、今後の課題について報告されたほか、明星小学校加藤教諭はICT教育を推進するための校内体制の在り方などについて報告が行われました。
午後の秋田喜代美氏の講演では、幼少期の保護者などによる読み聞かせが長期的に言語能力や読書習慣などに影響を与えることが研究データや事例で説明されたほか、国内や海外で行われている読書推進活動についての紹介などが行われました。参加者からは「幼少期の読み聞かせの重要性がよく理解できた。」などの感想を頂きました。
今後も幼児・児童教育研究センターでは、県内の教育・保育関係の皆様の教育・保育の質向上のお役に立てるような公開講座などを企画して参ります
[投稿日:2021年12月 7日]