令和4年12月11日に実施された「第19回栄養士実力認定試験」（主催：全国栄養士養成施設協会）において、本学食物栄養科卒業生（令和4年度）の植木友梨さんが満点85点を獲得し、8,742名中1位の成績を収め、同協会から成績優秀者表彰（優秀賞）を授与されました。この試験は全国の栄養士・管理栄養士養成施設に在籍する学生や卒業生が自分自身の知識・実力を測るために行われており、栄養士の基本的な知識や技術を問う問題が出題されます。成績優秀者賞は上位10位までの受験者に贈られ、今年度は全国で22名に授与されました。
　さらに、令和4年12月18日「令和4年度　専門フードスペシャリスト（食品開発）資格認定試験」（主催：日本フードスペシャリスト協会）においても、受験者数444名中2位の優秀な成績を収め、特別表彰（優秀賞）を授与されました。専門フードスペシャリストはフードスペシャリスト資格に比べ、より専門性や実用性が高いものとなっており、令和4年度の合格率は11％と難易度の高い試験です。
　植木さんは今回の結果を受けて、「身近な人からの食に対する相談に応えられるようになりたいと思って勉強しています。今回の試験は何度も過去問を解いて、やり直しをしっかりと行いました。受験するなら高得点を取りたいと思っていましたが、まさかこんなに良い結果が出るとは思っていなかったのでとても驚きました。食物栄養科での2年間は、食について学ぶことができて何を勉強しても楽しかったです」と話しました。食物栄養科の海陸留美学科長は「短大の2年間という限られた時間の中で勉強し、満点を取るということはかなり難しいことです。植木さんが人の見ていないところでも、コンスタントに努力を続けた結果だと思います」と植木さんの功績をたたえました。

[投稿日:2023年4月 6日]