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駐日ドイツ大使クレメンス・フォン・ゲッツェ博士による特別講演会を実施しました

駐日ドイツ大使クレメンス・フォン・ゲッツェ博士による特別講演会を実施しました

 10月7日(金)に駐日ドイツ大使クレメンス・フォン・ゲッツェ博士が来学し、「ドイツと日本―21世紀を形作るための信頼のできるパートナー」と題して日独交流の未来を考える講演を学生へ向けて行っていただきました。
 ゲッツェ大使は、学生たちへ向けて「ロシアのウクライナ侵攻によってヨーロッパの状況は揺らぎ始め、特にエネルギー危機という大きな問題が立ちはだかっています。昨今のドイツにとって、資源が乏しい中で経済的な展開に力を発揮する共通性を示す日本は、信頼できるパートナーである」と力説されました。講演後の質疑では、国際経営学部長阿部博光先生より、今後のドイツのエネルギー政策に対して質問が出され、ゲッツェ大使は、「水素、風力、そして来年には原子力発電を停止するとしていたものの、今回のロシアのガス供給停止を受けて暫定的に稼働するが、停止することには変更がない」と具体的に説明されました。
 ゲッツェ大使夫妻は、ドイツ大使館付武官キーゼヴェッター大佐夫妻とともに大分に来訪しました。キーゼヴェッター大佐の曾祖父の弟が第一次大戦のときに捕虜となり収容されていた大分で病没し、その墓が大分の桜ヶ丘聖地にいまでもあることから、二年前から墓参にきています。昨年度はドイツ兵たちと大分の人々の交流を示す写真展を本学と大分県で行いましたが、今回は7日に暫定的にその写真を飾り、大使にも鑑賞していただきました。

駐日ドイツ連邦共和国大使 クレメンス・フォン・ゲッツェ博士 Dr. Clemens von Goetze
講演タイトル「ドイツと日本―21世紀を形作るための信頼のできるパートナー」
Deutschland und Japan - verläßliche Partner für die
Gestaltung des 21. Jahrhunderts.

ドイツ大使来学2.JPGドイツ大使来学1.JPG


昨年度の写真展についてはこちらにアクセス

 

[投稿日:2022年10月31日]