【史学・文化財学科】川部・高森古墳群の発掘調査と現地説明会で学生が活躍しました!
令和5年8月16日(水)から8月21日(水)にかけて、宇佐市にある「川部・高森古墳群」において「埋蔵文化財実習Ⅰ(遺跡発掘)」が実施され、史学・文化財学科の実習生や大学院生、自主参加者を含む、総勢18名の学生が参加しました。今回の実習は大分県立博物館との共同研究の一環として行われ、調査では古墳時代の箱式石棺(※1)1基を中心に、複数の土壙(※2)が検出され、角房古墳の北側に墓域(ぼいき)が広がっていることが分かりました。
また、今回の調査成果を広く県民のみなさまへお知らせするため、9月10日(日)に現地説明会が行われ、一般の方を含めて61名が参加しました。説明を担当した文学部史学・文化財学科4年の大田悠人さんは「今回の調査を通して非常に貴重な経験ができた。今後もこの遺跡の素晴らしさを伝えていけるよう努めたい」と語ってくれました。
※1:箱式石棺(はこしきせっかん)...板状の石を組み合わせてつくった石の棺。
※2:土壙(どこう)...小規模な穴を掘ってつくられた、棺を使わない墓。
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【イベント案内】川部・高森古墳群 発掘調査現地説明会
[投稿日:2023年9月20日]