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【文化財研究所】第24回 別府大学文化財セミナー「文化財としての民具」を開催しました

【文化財研究所】第24回 別府大学文化財セミナー「文化財としての民具」を開催しました

 12月3日(土)、「文化財としての民具」と題して、第24回別府大学文化財セミナーを開催しました。本学文化財研究所では、市民公開型のセミナーを各地で毎年実施していましたが、コロナ禍で開催できず、3年ぶりにセミナーを開催しました。コロナ禍のため入念な感染防止対策を行った上で、一般の方の来場も可能な開催となり、来場者の皆さんは基調講演及び報告、その後のパネルディスカッションを熱心に聴講しました。
 本学特任教授の段上達雄先生の基調講演では「宮本常一と民具学のはじまり」というタイトルで、師でもあった宮本常一が、民具学の普及と発展のために尽力していった経緯についてお話を頂きました。また、由布市教育委員会と別府市美術館で行われている民具保存の取り組みについて、担当である平野氏、荒金氏から報告をして頂きました。
 パネルディスカッションは、別府市美術館・学芸員の荒金氏や先生らが来場者の皆さんからの質問を受け付け、各発表者が答える形で行いました。来場者の皆さんからたくさんの質問をいただき、密度の高いセミナーになりました。

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[投稿日:2022年12月14日]