フランス・モンペリエ第三大学で講演
モンペリエ第三大学(フランス)と本学は「中津条里 聖域・街道・地割」をテーマに3年にわったて共同を進めてきました。本学史学・文化財学科の山本晴樹名誉教授、飯沼賢司教授は、相互交流協定を結んでいるモンペリエ第三大学のアントワーヌ・ペレス准教授らと共同研究を進めており、本年もフランス・モンペリエにおいて3回目の共同研究集会を行います。
今回は、山本名誉教授、飯沼教授、飯坂晃治准教授、小柳和宏大分県立歴史博物館長が報告を行います。
大分県中津市沖代には1300年以上前に作られた、「条里」と呼ばれる方格地割があります。条里地割は、かつて全国に見られましたが、開発によって失われつつあり、水田のまま残る沖代条里は極めて珍しいものになっています。
このような方格の土地地割制度は、古代中国や古代ローマなど世界的に共通性がありますし、また、ローマとも共通する直線の道とや祭祀神殿(日本では宇佐神宮、ローマではメゾンカレ)の存在にも注目しています。
中津条里(III)聖域・街道・地割
- 日時
- 2018年3月26日10:00~
- 会場
- サン・シャペルの講堂(フランスモンペリエ)
[投稿日:2018年3月15日]