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昨年に続き、食物アレルギー対応菓子を開発。今回はブラウニー!

昨年に続き、食物アレルギー対応菓子を開発。今回はブラウニー!

 本学食物栄養科学部食物栄養学科では、令和4年度にお菓子の家えいらく(代表:永楽昭八郎、大分県玖珠郡玖珠町/以下えいらく)から依頼を受け、卵、乳成分、小麦粉不使用の米粉フィナンシェ「モチッシェ」を共同開発しました。食物アレルギーのあるお子様にも安心して食べることのできるお菓子を作りたいと、同店パティシエの永楽浩史さんから食物アレルギーが専門の高松伸枝教授に相談があり、学生とともに商品開発に取り組み、「モチッシェ」の商品化となりました。(詳しくはこちら
 昨年度の先輩の取り組みを受け、今年度も学生が食物アレルギー対応のお菓子の開発に取り組み、第2弾として「アレルギー対応のブラウニー(仮称)」の商品化が決まりました。学生たちは、卵・乳製品・小麦不使用とし、小麦粉の代わりに米粉を使ったり、しっとり感を出すために寒天を使用するなど工夫したレシピを永楽さんに提案。永楽さんはそのレシピをもとに試作を重ねていきました。
 3月5日に永楽さんが来学し、学生たちに商品を披露しました。商品開発に携わった亀井麻鈴さん(食物栄養科4年)は、「卵を使わずに、膨らみをもたせるのが難しかったのですが、ふっくら焼き上がっていました。コクがありしっとりした食感でおいしいです。」と、喜びを語りました。
 今回、永楽さんによる新商品「もりまちのレンガ通り」も披露されました。チュイールと呼ばれる洋風のせんべいで、アーモンドの香ばしさと、カリっとした食感が、後を引くおいしさ。永楽さんは、食物アレルギーに対応したお菓子を「ソイルチェ」というブランドとして、種類を増やしていくようにしており「お菓子で幸せを届けたい。ご家族のみなさんでおいしく食べていただけるお菓子づくりを続けていきたい」と語りました。
 第3弾、第4弾と、永楽さんと学生たちとの取り組みが続いていくことを期待しています!

(写真上前列左から食物栄養学科4年 亀井麻鈴さん、佐藤優衣さん、金林和さん、後列左から永楽浩史さん、高松伸枝教授

IMG_7071.JPG●ブラウニー(写真右)税込216円
もりまちのレンガ通り(写真左)税込140円
※「お菓子の家えいらく」で3月中旬より発売。商品については
店舗にお問い合わせください。
お菓子の家えいらく TEL0973-72-0211
https://eiraku.net/





 

[投稿日:2024年3月16日]