令和5年11月5日（日）に、食物栄養学科４年生の卒業論文発表会が開催されました。当日は、３年生による司会・進行のもと、各研究室より22演題の発表が行われました。発表する４年生はそれぞれが取り組んだ研究成果について発表を行い、緊張しながらも教員や3年生からの質疑に応じていました。
　教員による採点の結果、渋谷愛（作陽高校卒・岡山県）、司城瑠奈（別府翔青高校卒）、泥谷葵音（佐伯豊南高校卒）、峰尾真緒（別府鶴見丘高校卒）、吉田百花（福徳学院高校卒）、渡邉夢生（杵築高校卒）の発表「スチームコンベクションオーブン調理操作で生じるアレルギー物質のコンタミネーションと交差汚染の検討」（指導教員：高松伸枝教授）が最優秀賞として選出され、木村靖浩食物栄養科学部長より賞状等の授与が行われました。
　各発表者は、今回の発表をもとに卒業論文として完成させていきます。
　

＜受賞コメント＞

渋谷愛さん（作陽高校卒）
「優秀賞ありがとうございます。自分たちが楽しんで実験を進められたことと、メンバー６人全員が納得する発表が出来たので、このような結果に繋がったと思います。今回の実験が今後の食物アレルギー対応食調理の参考になればと思います。」

司城 瑠奈 さん（別府翔青高校卒）
「スチームコンベクションオーブンの食物アレルギー物質に関する研究に取り組めたことは大変貴重な経験になりました。発表に向けて、グループの皆と協力し、賞を取ることが出来て良かったです。ご指導くださった高松先生、津田先生、皆様ありがとうございました。」

泥谷葵音さん（佐伯豊南高校卒）
「スチコンに関する研究にこのメンバーと一緒に取り組めたことは、学生生活においてとても貴重な経験となりました。そして何より、賞をいただくことができたのは、研究に携わって頂いた皆様のお陰です。ありがとうございました。」

峰尾真緒 さん（別府鶴見丘高校卒）
「もともと興味のあった食物アレルギーに関する研究を行うことができて嬉しかったです。 高松先生をはじめ先生方、メンバーはもちろん4年生みんなの頑張る姿に支えられて素敵な賞をいただくことができました。 本当にありがとうございました。」

吉田百花 さん（福徳学院高校卒）
「自分でも面白い研究だなと思いながら進めていました。優秀賞をとれると思っており、狙っていたので嬉しかったです。私たちの研究が今後の調理現場で何かしらの役に立つことができたら嬉しいなと思っています。ありがとうございました。」

渡邉夢生 さん（杵築高校卒）
「今回行った研究によって、現場の方々の調理工程内においての作業の単純化やアクシデントの予防及び、起きた際の原因追求に役立てればいいなと思います。 今回ご指導くださった、高松先生をはじめ、津田先生、ご協力頂いた皆様ありがとうございました。」

※食物栄養学科では、希望者は１年生から研究室に所属して研究を行い、学外発表などにも積極的に取り組んでいます。

[投稿日:2023年11月15日]