杵築市太田地区の比枝社では、毎年秋の例祭の時に氏子らによって製造されたむぎ酒を振舞っています。むぎ酒は大麦と麹のみで作るノンアルコールの発酵食品で、製造方法は甘酒と似ています。昨年より発酵食品学科では、学生がこのむぎ酒造りを手伝っています。本年も8L(リットル)のむぎ酒を製造し、11月23日の例祭で参拝者らに振る舞いました。また、当日は早朝より地元の方とお祭りで使用する餅を作るために、餅つきも行いました。さらに、2名の学生が神輿の担ぎ手として祭に参加し、お祭りを盛り上げていました。
　今後も地域の方と協力し、地域の活性化とむぎ酒という発酵食品の伝承を行なっていきたいと考えています。

[投稿日:2019年12月 2日]