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【ハーブ六次産業化プロジェクト】サフラン商品開発を竹田市に報告

【ハーブ六次産業化プロジェクト】サフラン商品開発を竹田市に報告

   昨年7月に別府大学と(社)大分県農業農村振興公社は、香り文化の振興を進めていくため、「ハーブ六次産業化プロジェクト協定」を締結しまたした。
 このプロジェクトの一環として、大分ならではの香りである「サフラン」の花1キロを
田市から提供を受け、研究開発を進めています。7月初め、発酵食品学科の米元俊一教授や大分県農業文化公園の渡辺淳二園長らが竹田市役所を訪れ、県豊肥振興局や市農政課の担当者に1年間の研究成果を報告し、花の特色がある香りづくりに取り組む方針を説明しました。
 harb2.jpgのサムネイル画像竹田市玉来は国内最大級のサフラン生産地です。雌しべ先端の赤い部分を乾燥させたものが一般的に「サフラン」と呼ばれて商品化されていますが、花30キロのうち、商品化されるのはわずか300グラムで実に99%が廃棄処分されています。発酵食品学科醸造・香料研究チームは、アルコールやヘキサンを使い香りを抽出し、抽出方法や花の部位で香り成分が違うことを突き止めています。
 竹田市の担当者から「雌しべや花びらに面白い酵素や菌はないか」「香りの持続性を維持するには」などの意見が出ました。今後、竹田サフランで破棄される花弁と雄しべをった商使品開発(香水や線香、芳香剤)の6次産業化を検討していきます。

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[投稿日:2017年8月 4日]