(社)大分県農業農村振興公社と「ハーブ六次産業化プロジェクト協定」を締結しました
別府大学の食物栄養科学部発酵食品学科では、食品・飲料品やお酒、そして化粧品などの香粧品に含まれる様々な香りの成分について学ぶ「食品香料コース」を設置しており、米元俊一教授を中心に、大分香りの博物館と連携して香りの研究を行っています。
この度、別府大学と(社)大分県農業農村振興公社は、香り文化の振興を進めていくため、「ハーブ六次産業化プロジェクト協定」を結ぶことになりました。7月8日(金)に大分県庁で行われた協定締結式では、尾野賢治大分県農林水産部長立ち合いのもと、佐藤瑠威学長と安部欣司理事長の間で協定書を取り交わしました。公園での研究と教育は学生にとって貴重な経験になると思います。
大分県には、カボスや国東市の七島イ、バジルや竹田市のサフラン、杵築の薬用植物、別府の石菖など、県内には香りに特徴のある農産物が多くあります。今後、大学では大分農業文化公園と共同して香りという切り口からハーブを使った香り商品の開発、広報、消費の拡大などを進め、県産農林水産物の生物資源を利用して、大分県の香り文化や香育等に取り組んでいきます。
写真上:左から農業農村振興公社 理事長 安部欣司氏、大分県農林水産部 部長 尾野賢治氏、別府大学 学長 佐藤瑠威
写真下左:協定締結式での記念撮影
写真下右:6月12日に農業文化公園で行ったハーブの挿し芽作業の様子
[投稿日:2016年7月12日]