【発酵食品学科】「平成28年度卒業論文発表会」を開催しました
発酵食品学科では、2月7日(火)「平成28年度卒業論文発表会」をメディアホールにて開催しました。今回は10回目の節目となるの発表会となります。
「環境微生物学研究室」、「醸造香料学研究室」、「細胞生物学研究室、発酵食品製造学研究室」、「食品衛生・公衆衛生学研究室」の各研究室から25グループ31名が発表を行いました。いずれの発表も、それぞれの分野でよく研究がなされた優れたものでした。その後、各教員による総評および今年度の教育・研究活動の報告をしました。発表会には3年生も参加し、本学科の多彩な発表を聞くことができ、各自の学問的視野を広げるよい機会となりました。発表者の卒業論文タイトルは以下の通りです。
【卒業研究発表】
環境微生物学研究室
1.杢田味優
分解菌を用いた新規有用化合物の産生の試み
2.東雛子
分解菌を用いた有用芳香族化合物生産菌の育種
3. 飯山侑菜
発酵醸造における微生物汚染の早期発見法の確立
4.飯沼政貴
海生生物由来微生物コンソーシアムを用いた環境浄化
5.中尾桜
ビフェニル分解遺伝子の水平伝播が生起する条件とそれに関するタンパク質の探索
醸造香料学研究室
6.佐藤豪昭
カボスの熟成による香気成分の変化
7.乾 雄大
カボスの熟成度の変化による香気成分脳血流量への影響
8.川野智世
ベチバーの香気成分について
9.倉橋和也
鉄輪温泉・石菖の香り分析と商品の提案
10.住原健太
夢香米(ゆめ)の特徴香成分の検討
11.中村拓哉
お湯割りした芋焼酎の時間経過による香気成分の変化
12.松橋俊輝
コーヒー豆の焙煎後の香りの変化
13.米原拓哉
清酒の火入れ前と火入れ後の香気成分の変化について
14.渡辺元樹
サフランの香りに関する研究
細胞生物学研究室
15.鬼木 翔平
matrin3のMH3ドメインを有する核蛋白質ファミリーの酵母Two-hybrid法と蛍光蛋白質を利用した蛋白質間相互作用の解析
16.藤﨑 伶太
MH3ドメインを有する核蛋白質CIZ1の酵母Two-hybrid法と蛍光蛋白質を利用した蛋白質間相互作用ドメインの解析
17.下村 勇登
MH3ドメインを有する核蛋白質CIZ1の酵母Two-hybrid法と蛍光蛋白質を利用した蛋白質間相互作用ドメインの解析
18.瀧田 茜
サーチュインの活性制御についての研究--サーチュイン遺伝子導入の条件検討--
発酵食品製造学研究室
19.小野 浩輝
大分県酒造組合選抜酵母(ハ-4,KET002)の小仕込み製造清酒の清酒酵母協会9号との品質及び特性比較
20.山海 志穂里
棚田特産香り米添加焼酎の各添加量相違に於ける特性比較
21.難波桃子
除塩・除染効果が期待されるステビア熱水抽出発酵液由来3種乳酸菌の特性
22.林田 喜美彰
味噌製造に於ける大豆の代替としての魚の有効性
食品衛生・公衆衛生学研究室
23.岡田 加奈子,佐藤 静佳,平川 裕
大分県におけるダニ類の研究; 大分県内産味噌に混入するダニ類について
24.宇垣 真人、清木 卓、福森 裕太
大分県におけるダニ類の研究; 大分市東部地域におけるマダニの分布及び日本紅斑熱病原体保有状況について
25.宮本 莉奈、山田 陣太郎、山本 貴士
大分県におけるダニ類の研究; 杵築市におけるマダニの分布及びライム病病原体保有状況について
[投稿日:2017年2月17日]