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「日本温泉地域学会」が本学で開催されました

「日本温泉地域学会」が本学で開催されました

 6月5日(日)に本学メディアホールで、「日本温泉地域学会第36回研究大会(別府大会)」が開催されました。
 日本温泉地域学会(会長 石川理夫 )は、温泉地に関する人文・社会・自然の総合的な研究の場であるとともに、各温泉地の諸問題の解決に寄与することを目的として、平成15年5月11日、群馬県草津温泉での創立総会において設立されました。別府での開催は、平成20年5月18、19日に開催された第11回研究発表大会以来14年振りです。
 研究発表大会では、国際経営学科の研究サークル「旅と地域の研究会(以下たび研)」顧問の中山昭則教授とサークルの学生が「地域との対話そして地域からの発信〜私たちの実践」として発表。たび研は、前身である「地理学研究室」設立以来、20年以上研究活動を実践しています。今回は、高知県梼原町神在居集落の棚田オーナー制や大分県豊後高田市夷地区の文化財の活用など、これまで県内外の地域で調査した内容について発表しました。また、基調講演では本学の飯沼賢司特任教授が「別府温泉と別府"温泉"大学」として、歴史的な経緯から別府温泉の特徴を解説し、また温泉を通じて大学と地域のつながりを生み出す試みについて紹介しました。
 翌日6日には学会のエクスカーションの一環として、「別府大学源泉ツアー」を実施しました。本学は学内に4つの源泉と8つの湯船がある全国でも珍しい"有泉大学"です。学内の源泉や浴室を巡るとともに、普段は一般公開していない「室内プール」内の温泉を特別開放し、入浴していただきました。
 今後も、日本一の温泉都市別府に所在する大学として、温泉文化の発展と継続に寄与していきたいと考えています。


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[投稿日:2022年6月27日]