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「日本語教育能力検定試験」に合格!

「日本語教育能力検定試験」に合格!

 「日本語教育能力検定試験」とは、日本語教員に必要とされる基礎的な知識・能力を検定することを目的とした試験で、日本語教員になるための登竜門となっています。毎年全国で約5,000人が臨むこの試験は、出題範囲が膨大であるうえ、合格率20%台と極めて難しい試験です。 このような超難関といえる日本語教育能力検定試験に、国際言語・文化学科4年の岩野愛理さんが昨年の木田さんに続き合格しました。岩野さんは、日本語・日本語文学コースを専攻し、日本語教員を目指して勉強をしています。
 世界には370万人もの外国人が日本語を学習しており、国内の日本語学習者も増加傾向にあります。今回の本試験合格を弾みに、国内外で活躍できる日本語教員が本学からどんどん巣立っていってほしいと思います。

<合格した岩野さんの声>
 合格通知が届いたときは、嬉しさのあまり泣いてしまいました。私は去年もこの検定試験を受験したのですが、去年は不合格でした。今回2度目のチャレンジでやっと合格することができました。
 幼いころから、教師という仕事にあこがれていて、本学では教職課程と並行して日本語教員養成課程を受講していました。2年前までは「日本語教師」というものが最初はどのようなものか全く想像することもできなかった私ですが、学んできた成果をこのような形で発揮することが出来て、本当に良かったです。
 つい先日、日本語教育実習を終え、だんだんと「日本語教師」の像が少しずつ見えてきたような気がします。検定試験合格は、確かに私の努力した証であり、とてもうれしいことではありますが、「日本語教師」としてはここからがスタートだと思うので、精進していきたいと思います。

写真:合格した岩野愛理さん(左)と、指導にあたった篠﨑大司准教授(右)

 

[投稿日:2016年12月22日]