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シンポジウム「世界で輝く田染荘の景観と里山農業」の開催について

 田染荘の景観と里山.jpg平成28年10月3日、中世の景観を色濃く残す国の重要文化的景観「田染荘小崎の農村景観」の里山エリアが正式に追加選定されました。
 追加選定された地区には、江戸時代に造られた巨大なため池、多数のイゼ、圃場の跡地を利用したクヌギ林・ホダ場があり、田染荘小崎の農業の根幹を支える重要な場所です。また、愛宕社・奥愛宕社・三嶋社などの神社をはじめ、岩屋・堂様・先祖墓も、田染荘小崎の人々を精神面から支えています。
 今回は「文化的景観の追加選定」をテーマに、田染荘小崎の農村景観の新たな魅力を多くの人に知ってもらうとともに、「世界農業遺産」でも注目される田染荘小崎が世界を舞台に、もっと輝くための取り組みについて考えます。(シンポジウムの案内より)


文化的景観『田染荘小崎の農村景観』追加選定記念シンポジウム
「世界で輝く田染荘の景観と里山農業」
日時:2016年11月27日(日)13:30~16:40
会場:豊後高田市役所2階コスモスホール
お問い合わせ先:豊後高田市教育委員会文化財室 TEL 0978-53-5112

<プログラム>
記念講演「日本の文化的景観-各地の話題から-」
市原富士夫氏(文化庁記念物課調査官)

パネルディスカッション「文化的景観追加選定×世界農業遺産 田染荘小崎がもっと輝くために」
コーディネータ:飯沼  賢司(本学教授)
パネリスト:市原富士夫氏(文化庁記念物課調査官)
      中山    昭則(本学教授)
      蔵本 学氏(荘園の里推進委員会)
      河野 潔氏(豊後高田市教員委員会教育長)

 
添付ファイル

 

[投稿日:2016年11月18日]