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発酵食品学科10周年記念行事を開催しました

発酵食品学科10周年記念行事を開催しました

 10月29日(土)、発酵食品学科10周年を記念して、記念式典、記念講演会、卒業生による試飲・試食会が催されました。
 記念式典では、来賓を代表して、三和酒類株式会社の高下秀春取締役から、「発酵食品学科が大分の発酵食品関連産業の人材育成と研究教育へのさらなる貢献を期待します」と祝辞をいただきました。
 続いて、記念講演会では広島大学の渡邊敦光名誉教授が、味噌の歴史から健康への影響について講演されました。渡邊先生は、長年味噌の制癌効果や放射線防御作用について研究をされています。講演の中で、味噌を代表とした和食中心の食生活が日本人の健康の維持にいかに大事であるか、例を挙げてわかりやすく説明されました。
 講演会後には、学生食堂「和」で、卒業生が就職した企業の製品の試飲・試食会を行いました。これまで発酵食品学科から、お酒や醤油をはじめとする醸造メーカーや食品関連企業へ就職をしています。当日は、県内外の卒業生が自社の商品を持参してPRを行い、大変評判で盛り上がりました。
 発酵食品学科は、日本でも数少ない醸造発酵学を専門とする学科でありながら、最新のバイオ研究にも積極的に挑戦しています。この10年の節目をきかっけに、今後も教育研究と地域の人材育成に貢献していきます。


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[投稿日:2016年11月19日]