トピックス

臼杵市・別府大学連携事業「臼杵磨崖仏への100年のまなざし」の開催について

臼杵市・別府大学連携事業「臼杵磨崖仏への100年のまなざし」の開催について

 
 臼杵市と別府大学は、平成26年12月に連携協定を締結しました。今年、臼杵磨崖仏が国宝指定20周年を迎えるにあたり、連携協力のもと記念の共催事業を実施することになりました。
 国宝に指定された20年前の1995年(平成7年)、別府大学は臼杵市と連携してシンポジウムを企画し、当時の賀川光夫教授を中心に、吉川弘文館から『臼杵石仏』を刊行しました。また、今年は、1913年(大正2年)に京都帝国大学(現、京都大学)の小川琢治教授が臼杵磨崖仏を訪れ、その価値を公表してから100余年になることから、今回の企画では、研究的視点からではなく、臼杵磨崖仏発見以後、人々がどのように磨崖仏を見守ってきたのか、絵画、写真、新聞記事などを通して"まなざし"をテーマに100年を振り返ることにしました。
 これまでの臼杵磨崖仏を守ってきた経緯を振り返ることによって、未来に向けての保存や継承の必要性を再認識します。

臼杵市・別府大学連携事業 
臼杵石仏国宝指定20周年記念事業「臼杵磨崖仏への100年のまなざし」

第1期 臼杵磨崖仏を描いた画家たち 終了しました
※仲町謙吉・白壁康・熊井惇・北岡文雄・武藤完一・藤田晴一など
会期:2015年11月11日(水)~11月19日(木) 
会場:臼杵市観光交流プラザ2Fギャラリー

第2期 新聞、絵葉書、写真でたどる100年 終了しました
2015年12月16日(水)~2016年3月7日(月) 
会場:臼杵市歴史資料館ロビー他

第3期 藤田晴一写真展とマンガで描く臼杵磨崖仏
2016年1月8日(金)~2月1日(月) 
会場:臼杵市観光交流プラザ2Fギャラリー

シンポジウム 
別府大学アジア歴史文化研究所企画 
臼杵磨崖仏への100年のまなざし
2016年2月6日(土)13:00~16:00
会場:別府大学メディアホール
[パネリスト] 泉谷申一(元財団法人美術院国宝修理所養成部長)、仲嶺真信(本学文学部教授)
         菊田徹(臼杵市歴史資料館長)藤田晴一(写真家)
[コーディネ―ター] 飯沼賢司(本学文学部長)

<お問い合わせ>
臼杵市教育委員会 TEL 0977-63-1111 (内線3121)
別府大学歴史文化総合研究センター TEL 0977-27-6116

 

 
添付ファイル

 

[投稿日:2015年11月 6日]