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第2回「九州文化財保存推進連絡会議」、「九州文化財保存学研究会」を開催しました

第2回「九州文化財保存推進連絡会議」、「九州文化財保存学研究会」を開催しました

 6月4日(日)本学メディアホールにて、第2回「九州文化財保存推進連絡会議」、「九州文化財保存学研究会」を開催しました。
 「九州文化財保存推進連絡会議」では、九州各県の自治体から33団体40名の参加がありました。九州唯一の文化遺産保護研究のセンター化を進めることにより、災害時における九州の文化財保存、文化遺産保護の力を大きく向上させるための組織の創設という本事業計画に沿って、昨年度より協議してきた組織の名称と各会の規約が承認されました。これに伴い、各会の会長・副会長の選任が行われ、本会議において承認されました。

DSC_0932.JPG組織名称:九州文化財保存推進連絡会議
会長/飯沼賢司(別府大学文学部史学・文化財学科教授)
副会長下村 智(別府大学文学部史学・文化財学科教授)
    三重野 誠(大分県文化課参事)
目的/九州各県の自治体等の機関が大学を介して連携しつつ、文化遺産の保存、保護への技術的研究、技術の再教育事業等を進め、地域の災害等の緊急時、恒常的文化財保存力の向上を図ることを目的とする。(自治体が対象)

組織名称:九州文化財保存学研究会
会長/飯沼賢司(別府大学文学部史学・文化財学科教授)
副会長/下村 智(別府大学文学部史学・文化財学科教授)
目的/自治体や研究機関等の機関が大学を介して連携しつつ、文化遺産の保存、保護への技術的研究、技術の再教育事業等を進め、地域の災害等の緊急時、恒常的文化財保存力の向上を図るための研究活動を行う。(主に研究者、一般の方々が対象)

また「九州文化財保存推進連絡会議」終了後、引き続き「九州文化財保存学研究会」が行われました。この研究会は、70名程度の参加者となりました。内容については、以下の通りとなります。

【講演】
岡田 健(独立行政法人国立文化財機構 文化財防災ネットワーク推進室長)
「防災から考える文化遺産保護研究―その課題と可能性―」

【事例発表】

①玉川剛司(文化財研究所研究員)
「3Dスキャニングレーザーを用いた調査と研究」

②下村 智(本学教授)
「3Dプリンターを利用した研究とその活用について」

③上野淳也(本学准教授)
「ハンドヘルド蛍光X線分析計を用いた分析の調査一例」

④渡辺智恵美(本学教授)
「情報の共有とその活用について」

 

[投稿日:2017年6月12日]