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「九州文化財保存推進連絡会議」および「九州文化財保存学研究会」開催について

 「九州文化財保存推進連絡会議」は、平成28年4月に起きた熊本地震を受け、本学の卒業生を中心としたネットワークを構築し、九州各県における文化財の被災状況や、今後被災を受ける可能性のある文化財の保存について協議し、震災被害情報及び研究の共有化を行う組織です。 
 今年2月に実施した第1回目の会議に続き、第2回目の会議及び研究会を下記の通り実施したします。
14時からは「九州文化財保存学研究会」として「講演会」と「新規導入機器の利用とその有効性と文化財情報の共有化」を行います。こちらは一般の方も参加いただけます。(事前申し込み不要、無料)

「九州文化財保存推進連絡会議」および「九州文化財保存研究会」

日 時/平成29年6月4日(日) 13:00~16:00
会 場/別府大学メディア教育・研究センター4F メディアホール
お問い合わせ先/別府大学文化財研究所 (担当:玉川)Tel:0977-27-6116 Fax:0977-27-6117

プログラム
13:00~14:00「九州文化財保存推進連絡会議」
1.会の名称、目的、役員、活動等の会則に関すること

14:00~16:00「九州文化財保存研究会」(以下のプログラムは一般の方もご参加いただけます)
2.講演
岡田 健(独立行政法人国立文化財機構 文化財防災ネットワーク推進室長)
「震災時における文化財レスキューについて(仮)」        

3.新規導入機器の利用とその有効性と文化財情報の共有化
①3Dスキャニングレーザーを用いた調査と研究 
 玉川剛司(別府大学文化財研究所研究員)

②3Dプリンターを利用した研究とその活用について
 下村 智(別府大学 文学部 史学・文化財学科教授)

③ハンドヘルド蛍光X線分析計を用いた分析の有効性
 上野淳也(別府大学 文学部 史学・文化財学科准教授)

④情報の共有とその活用について 
 渡辺智恵美(別府大学 文学部 史学・文化財学科教授)

 

[投稿日:2017年5月24日]