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初等教育科児童学会「宮里暁美氏講演会」を開催しました

初等教育科児童学会「宮里暁美氏講演会」を開催しました

 7月27日(水)別府大学短期大学部児童学会主催のもと、宮里暁美氏(お茶の水女子大学アカデミックプロダクション寄付講座教授)を講師に迎え、「子どもとともに育つ保育とは」の演題でご講演をいただきました。今回は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、東京会場と別府大学メディアホール、3号館ホール、46番教室をリモートでつなぎ講演を実施し、初等教育科の学生と教職員約500名が参加しました。
 講演では、「知ることは感じることの半分も重要ではない」というレイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』の言葉などから、幼児期の教育の役割や保育者の在り方などについて話されました。子どもたちが遊びや体験の中で感じることは幼児教育の基本であることや「子どもと育つということは、育ての心を持つ」ということであることなど、保育者・教育者を目指す学生へ向けて心に染み入る貴重な講話を行っていただきました。
 最後の質疑応答では、学生から「保育者になる私たちにアドバイスやエールをいただきたい」と意見があり、宮里先生は「1年目にしかできない保育がある。あなたにしかできない保育がある。1年目は聞き上手になるとよいです」とご回答され、学生の意欲を高める学びにつながりました。

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[投稿日:2022年8月30日]