【学生および保護者の方々へ】今後の新型コロナウイルス感染症への対応について(2021.08.05)
7月後半、東京では、人流の抑制が十分できない中で、デルタ株への置き換わりが一段と進み、その影響が地方にも波及し、第5波はこれまでで最大の大波となっています。
8月2日からは東京、沖縄の緊急事態宣言が8月31日まで延長されるとともに、神奈川県、埼玉県、千葉県の首都圏3県と大阪府が再び緊急事態宣言の対象となりました。また、北海道、石川、京都、兵庫、福岡の5道府県にはまん延防止等重点措置が適用されました。
さらに、政府は、8月8日から福島、茨城、栃木、群馬、静岡、愛知、滋賀、熊本の計8県に対して「まん延防止等重点措置」を新たに適用する方針を決めました。
九州でも福岡県、沖縄県を中心に急激な感染者の増加が見られ、その周辺部も再び増加傾向が見られます。大分県も最近は再び20名を越える日が続いており、感染増加の兆候が確実に見られます。8月1日の全国知事会は 県境を越えた移動の厳格な規制を政府に要請しており、人々のコロナ慣れを強く警戒しています。
以上の情勢を踏まえ、本学では、警戒体制を一段強化し、ワクチン接種を進めるとともに、学生の安全、安心を確保することにします。
① ワクチンの職域接種については、早急に実施したいのですが、現状の国の通知では、ワクチン接種の準備が8月23日以降となる見込みです。大学としては、職域接種を希望する学生に対して9月初めからワクチン接種を開始し、10月初旬には接種を終了する予定を組んでいます。接種日程が決まり次第予約開始のお知らせを致します。
② 夏期休暇期間は不要不急の県外への移動を自粛し、特に緊急事態宣言、まん延防止重点措置地域には原則移動を控えてください。県外に移動した場合は、これまで通りの待機期間を経て大学に来てください。
③ サークル活動等については、学生のキャンパスライフを楽しむ環境を確保することを配慮し、細心の注意を払いつつ、計画書の提出の上、学内での活動を認めます。
④ 後期授業については、原則対面授業と考えていますが、留学生の入国規制が変わる可能性があるほか、国内感染状況の変化が予想されることから、9月初めに改めて方針をお知らせいたします。
別府大学は学生第一を基本に、行動、施策を決定して行きます。皆様のご理解、ご協力をお願いします。
別府大学学長 飯沼賢司
別府大学短期大学部学長 仲嶺まり子
[投稿日:2021年8月 5日]