トピックス

【学生・教職員のみなさま】新型コロナウイルスによる肺炎に関する注意喚起

 昨年12月以降、中華人民共和国湖北省武漢市において新型コロナウイルスによる肺炎の集団発生・感染の拡大が報告されています。
 1月24日現在、外務省の感染危機情報において、武漢市のある中国湖北省全域で「感染症危険情報レベル3(渡航中止勧告)」が出されています。また1月28日には、日本政府が「指定感染症」に閣議決定しました。(2月7日施行)
 本学としては、1月29日付で注意喚起を下記のとおりお知らせしていますので、ご留意ください。
 ついては、海外(特に中国)への旅行及び帰省を予定している学生・教職員は、当分の間、渡航を控えるようにお願いいたします。また、中国に帰国して日本に再入国して来る留学生(こちらの記事も確認してください)、或いは中国から新規入国して来る留学生については他の学生・教職員への感染拡大予防のため2週間は外出を控え自宅に滞在してください。なお、入国後に発熱(37.5℃以上)かつ咳などの呼吸器症状がある場合は、早急に医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
 季節性インフルエンザの流行も継続していますので、なるべく人混みへの外出を避け、マスクの着用と手洗い・うがいの励行等を心がけてください。

令和2年1月29日

学生と教職員の皆様へ

                新型コロナウイルスによる肺炎に関する注意喚起

別府大学 学長
別府大学短期大学部 学長

新型コロナウイルスについて
中華人民共和国湖北省武漢市において、昨年12月以降、肺炎の発生が複数報告され新型コロナウイルスがこの肺炎の原因とされています。
感染者は、中国以外に、日本、タイ、韓国、台湾、米国、シンガポール、香港、ベトナム等複数の国で報告されています。
1月24日には、外務省の感染症危機情報において、武漢市のある中国湖北省全域で「感染症危険レベル3(渡航中止勧告)」に引き上げられました。
また1月28日には、日本政府が「指定感染症」に閣議決定しました。(2月7日施行)
※「指定感染症」とは、国内で感染が確認された場合、法律に基づいて強制的な措置をとることができます。都道府県知事が患者に対して感染症対策が整った医療機関への入院を勧告したり、患者が一定期間仕事等を休むよう指示したり、入院にかかる医療費を公費にするなどの対策が含まれています。

コロナウイルスとは
人や動物の間で広く感染症を引き起こすウイルスです。人に感染症を引き起こすものはこれまで6種類が知られていますが、深刻な呼吸器疾患を引き起こすことがあるSARS(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)とMERS(中東呼吸器症候群コロナウイルス)以外は、感染しても通常の風邪などのように重度でない症状にとどまります。中国国内ではヒトからヒトへの感染は認められているものの、現時点で日本ではヒトからヒトへの持続的感染は認められていません。過剰に心配することなく、季節性インフルエンザと同様に咳エチケット(マスクの着用)やうがい、手洗いなど引き続き感染症対策に努めましょう。

症状がある場合の対応
インフルエンザと同様、学生や教職員などで発熱や呼吸器症状などがあれば、マスクを着用し、医療機関へ受診してください。

新型コロナウイルスに関する相談窓口
・別府大学・別府大学短期大学部 保健室 Tel:0977-66-9678(直通)
・大分県相談窓口Tel:097-506-2775(健康づくり支援課内)
・最寄りの保健所(こちら

新型コロナウイルスによる肺炎の情報について
情報は最新のものを確認するようにしてください。また、海外渡航をする場合は、情報を事前に確認してください。
大分県(健康づくり支援課)
厚生労働省
外務省海外安全
国立感染症研究所

 

[投稿日:2020年1月31日]