【国際言語・文化学科】永遠に輝くもの(令和5年度卒業論文発表会)
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令和6年2月7日に「令和5年度国際言語・文化学科卒業論文発表会」が開催されました。
今年度は、日本語・日本文学コースと英語・英米文学コースから、代表者5名がそれぞれの卒業論文の概要を発表しました。
いずれの発表も4年間の学習の集大成に相応しい質の高さを保持していました。自分の興味を深く掘り下げ、他人の意見や論考を幅広く参照し、自分の感情を文章にする中で意見の論理的強度をさらに高めたこと、そして、そのような「深い思考の過程」を通ることで自らの人間性を磨き上げたということが、明確に見える素晴らしい発表でした。
即効性や分かりやすさばかりが重要視される現代において、国際言語・文化学科の学生たちが4年間で身に着けた「ゆっくりだけど深く広く考える力」は、彼らの人生において必ず光を放つ時がくるはずで、その輝きは永遠に失われないものに違いありません。
発表者氏名と論文タイトル
日本語・日本文学コース
朝来野 果萌:清少納言のほととぎす観ー『枕草子』と『古今和歌集』から考えるー
村上 睦季:太宰治研究―「すれ違い」から分かる家庭観の追究―
山口 妃代:平安時代における係り結び「こそ」に関する研究―『伊勢物語』を中心にー
英語・英米文学コース
深瀬 るか:ロアルド・ダールの小説における人間像・道徳観・家族観に関する考察
―映画作品との比較もまじえ―
霜田 桃花:English Teaching Strategies and Learners' Motivation
[投稿日:2024年2月21日]