【国際言語・文化学科】井上靖の名作『星と祭』が復刊(高木伸幸教授「解説」担当)
井上靖の名作『星と祭』が令和元年10月20日、能美舎(滋賀県長浜市)より復刊されました。本学国際言語・文化学科の高木伸幸教授が巻末の「解説」を担当しています。
井上靖の『星と祭』は、昭和46年から47年にかけて朝日新聞に連載された長篇小説です。琵琶湖畔を舞台に娘を事故で喪った父親の悲しみがリアルに表現され、井上靖の新聞連載小説の中でも高い評価を受けた作品です。かつて角川文庫にも収録されていましたが、残念なことに近年は絶版となっていました。昨年6月、地元滋賀県の有志「『星と祭』復刊プロジェクト」(明定義人代表、http://hoshitomatsuri-fukkan.com/)が結成され、この度めでたく出版の運びとなりました。
高木伸幸教授の「解説」は、『星と祭』の魅力を幅広く、わかりやすく紹介しています。本学図書館にも配架されますので、ぜひ手に取ってみてください。
[投稿日:2019年10月29日]