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【アートプロジェクト第二弾】別府大学駅に浮かび上がる巨大な円!!

【アートプロジェクト第二弾】別府大学駅に浮かび上がる巨大な円!!

 別府大学生が毎日利用し、大学の名も冠す「別府大学駅」。アートの力で魅力ある駅にしようと、本学国際言語・文化学科で芸術を学ぶ学生と長濱桂子非常勤講師が中心となり、昨年から「写真がとりたくなるような別府大学駅」アートプロジェクトに取り組んでいます。
 今回、プロジェクトの第二弾として、目の錯覚を利用した空間アートが完成しました。西洋の絵画作品は、遠近法によって制作されてきた歴史を持ちます。遠近法は、実は人間の目の錯覚を利用したものです。今回はその錯覚を用いて、別府大学駅に隣接する国際交流会館の建物の装飾を生かし、巨大な円を浮かび上がらせています。正面から見てもただの線にしか見えませんが、ある1点からのみ「円」を目にすることができます。この円は、大学と地域のつながりを象徴しています。
 駅を利用する学生や地域の方々、観光客の方に楽しんでいただき、別府大学駅に親しみを感じていただければと思っています。ぜひ別府大学駅で降り、巨大な円を見つけてみてください。(鑑賞の際には、車に十分お気をつけください)

IMG_2639.JPG【制作者】
長濱桂子非常勤講師(実施指導教員)
国際言語・文化学絵画コース研究生 丸岡あすか
国際言語・文化学絵画コース3年 阿部亜紀
 同              後藤沙夕理
 同              秦真輝

【コメント】
・断片的な線を追っていくと、ある地点に「絶景ポイント」が現れます。全体像を把握する瞬間のワクワク感を是非現場で体験してみて下さい。シンプルな形ほど難しく奥が深い、作り手の私達が一番の錯覚者です。(長濱桂子非常勤講師)

・立体で平面を描くのははじめてだったのでイメージ通りにいきませんでした。目視とカメラでしか確認することができなかったので微調整がとても大変でした。駅周りを通る多くの人に関心を持っていただけたのが嬉しかったです(丸岡あすか)

  • アートプロジェクト第一弾はこちら


断面図2.jpg

 

[投稿日:2018年4月10日]