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史学・文化財学科が第2次オリエンテーションを実施しました

史学・文化財学科が第2次オリエンテーションを実施しました

  5月26日(火)に、新入生を対象とした第2次オリエンテーションを実施し、竹田市と豊後大野市にある歴史的名所を見学しました。
  午前中は竹田市内にある「岡城阯」、「歴史資料館」、「旧竹田荘」を見学。岡城は別名"臥牛城"と呼ばれ、近世城郭史上特異な城としても有名な国指定史跡であり、瀧廉太郎が作曲した「荒城の月」のモチーフとなった城跡でもあります。天然の濠の役目を果たす2つの川が合流する台地の上に築かれているため、天空の城といった趣を醸していました。 
  午後は、豊後大野市へ移動し、日本の滝百選にも選ばれ"東洋のナイアガラ"と称えられる「原尻の滝」、「道ノ上古墳(県指定史跡)」、「菅尾磨崖仏」を見学しました。菅尾磨崖仏は、100段ほどの石段の上にあり、仏世界の北方を守る神様である多聞天が、千手観音、薬師如来、阿弥陀如来、十一面観音の4体の仏を護衛している構図で、全体的に色褪せた朱色の色彩が、往時を偲ばせてくれました。
 当日は、5月では珍しい最高気温31.2度の真夏日でしたが、全員無事に帰着。県外のみならず、県内出身の学生も、県内の史跡に改めて知見を深めることができ、歴史に触れる喜びを感じていたようです。

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[投稿日:2015年6月26日]