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【食物栄養科学部】佐伯市鶴見市場・水産研究センターの見学を実施しました(農林水産省:地域の食育の推進)

【食物栄養科学部】佐伯市鶴見市場・水産研究センターの見学を実施しました(農林水産省:地域の食育の推進)

 食物栄養科学部では今年度、農林水産省の「地域の食育の推進(交付金)」を受け、大分県と協働で委託事業を実施することになりました。食文化の保護・継承や日本型食生活の実践のための取り組みを紹介していきます。

大分県下の水産業を考える

 10月28日(土)、発酵食品学科2年生20名と食物栄養学科3年生2名が、佐伯鶴見市場の見学を行い農林水産研究指導センター水産研究部職員の方から水産業の現状を学びました。また、佐伯市内で地場魚の捌き方を教わるとともに試食を行いました。
 温暖化による環境変化と水産業への影響は大きく、藻場の減少(磯焼け)によって水産資源が減ること、亜熱帯水域の有毒生物の増加による安全性の課題、養殖魚の生産自体が難しくなることや赤潮の長期化・広域化による養殖業の衰退などが懸念されています。これらの対策として囲い網による海藻の確保や赤潮を利用した二枚貝の養殖など、様々な改善策が打ち出されています。今回の取り組みによって水産物生産への理解が深まり、消費活動を見直す契機となりました。

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[投稿日:2023年11月16日]