別府市では、別府公園と南立石公園のウメの樹勢が年々弱くなっていることを受け、昨年度から両公園の現況調査として、採取量や活用できる実の数量調査、採取したウメの実の活用について可能性を探っています。
　昨年度、本学発酵食品学科では、別府市公園緑地課から依頼を受け、「別府公園ウメ再生プロジェクト」として、別府公園のウメの現況調査の協力を行いました。別府公園で採取したウメの実を使った加工実習を行うほか、「別府公園のウメを通した地域交流の活性化（おおいた地域連携プラットフォーム支援事業）」として、ウメの実を活用したイベントを実施し、市民の交流の創出にも取り組みました。
　今年度も引き続きプロジェクトを実施することになり、5月25日（木）に、発酵食品学科塩屋研究室の学生らが別府公園で約1時間の作業を行い、約60キロの実を採取しました。今回採取したウメを使用し、加工品を作る実習を行うようにしており、ウメの実の活用に取り組みます。

＜関連記事＞

• 【別府大学】別府公園内のウメの実の活用プロジェクトへの参加（2022.06.28）

• 【別府市】公園内のウメの活用可能性調査
• 【おおいた地域連携プラットフォーム】別府公園のウメをとおした地域交流の活性化（2022年度地域の課題解決事業成果報告会）

[投稿日:2023年5月29日]