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仏ポールヴァレリー・モンペリエ大学と交流協定を締結しました

仏ポールヴァレリー・モンペリエ大学と交流協定を締結しました

 10月10日、別府大学はポールヴァレリー・モンペリエ大学(モンペリエ第三大学)との間で、留学に関する特別協定を締結しました。別府大学を代表し、飯沼賢司文学部長がポールヴァレリー大学を訪問し、ジリ学長と学生交流についての覚書を交わしました。
 両大学では、これまで20年に渡り、研究・教育面で、大学院を中心に教員・学生の交換などを行い、緊密な交流を続けてきました。今回の特別協定で、本学においては学生交流の対象を学部生まで広げ、またポールヴァレリー大学側では、日本語教育の講座を新しく開設するなど、双方でさらに積極的な交流の推進を目指します。 
 締結式の前日10月9日には、3回目となる共同研究シンポジウム「中津条里(Ⅲ)―聖域・道・地割-」がポールヴァレリー大学のサン・シャルル講堂で開催され、飯沼賢司文学部長と大分県立歴史博物館の小柳和弘館長らが発表を行いました。

IMG_3288.JPG別府大学、ポールヴァレリー・モンペリエ
大学共同シンポジウム
「中津条里(Ⅲ)―聖域・道・地割-」
2018年10月9日 ポールヴァレリー大学のサン・シャルル講堂にて開催

<プログラム>
アントワーヌ・ペレス(モンペリエ第三大学准教授)
序言「アウグストゥスのごとき天皇-奈良時代(8世紀)における天皇権力の聖域と本質-」

飯沼賢司(別府大学文学部長、史学・文化財学科教授)
国境界の祭祀と官道と条里-宇佐とオランジュを比較して-

小柳和宏(大分県立博物館館長)
発掘成果にみる古道と条里

山本春樹(別府大学名誉教授)
古代ローマと奈良時代日本との比較-ナルボンヌの属州聖域と宇佐条里の場合-

エリザベート・アストリュック(モンペリエ第三大学
中津・宇佐における勅使街道周辺の寺社、条里の永続的要素

エレーヌ・ゲラン(モンペリエ国立建築学校客員講師)
美術史と文化財の構築-ラングドッグと大分地方の石膏装飾の比較研究-

 

[投稿日:2018年10月18日]