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7月19日、別府大学文化財研究所が『キリシタン大名の考古学』を刊行


  7月19日、別府大学文化財研究所の企画シリーズの第二弾ヒト・モノ・環境が語る『キリシタン大名の考古学』(思文閣出版)が刊行されました。九州を中心に近年、キリシタン遺物やいわゆる世界史上の大航海時代の遺物が大量に発見されています。大分市の大友遺跡もその一つです。これまで考古学的考察や分析科学的考察は十分ではありませんでしたが、別府大学文化財研究所では、文献史学とも提携しつつ、九州考古学会、大分県考古学会と連携を図り、考古学などの研究の最前線にいる方々を動員し、キリスト教が入ってきた16世紀後半から17世紀の時代の新しい社会像の構築を目指しました。本書はこの最新の成果が満載です。
※企画シリーズ第一弾 『経筒が語る中世の世界』(思文閣出版)についてはコチラから。

★『キリシタン大名の考古学』の目次は次をご覧下さい。

 

[投稿日:2009年8月 6日]