12月19日（金）、本年度第２回目の音楽鑑賞会を大分キャンパス文化ホールで開催いたしました。
  1部は、ポーランド政府より文化勲章（グロリア・アルティス）を受章したピアニスト、江崎昌子さんによるショパン特集「3拍子の世界 ワルツいろいろ」です。「華麗なる大円舞曲」で華やかに始まり、「別れのワルツ」「小犬のワルツ」などがエピソードを交えて演奏され、観客は、江崎氏のエレガントな世界に魅惑的なひとときを過ごしました。また、ワルシャワの聖十字架教会に安置されたショパンの心臓が約70年ぶりに調査されたお話と「ワルツ 遺作 ホ短調」の演奏は感慨深いものでした。
  2部は、元NHKうたのお姉さんの稲村なおこさんによる「日本の歌 人生いろいろ」コンサートです。まず、ピアノの弾き語り「時の過ぎゆくままに」でドラマティックに始まり、続く「ゆりかごの歌」「ぞうさん」では会場のみなさんも一緒に歌って、稲村氏の明るくキュートな歌声とトークを大いに楽しみました。最後は全員で手をつなぎ、「ゆうやけこやけ」を歌いながら幕を閉じ、アットホームな音楽を満喫しました。

[投稿日:2014年12月26日]