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【学生のみなさんへ】特殊詐欺や不正行為に注意しましよう!

 最近のニュースでも報じられましたが、電子決済システムを巧みに利用した預金口座からの不正引き出しなど、大学生のみなさんが標的となりうる新手の不正行為が横行しています。また、未だに特殊詐欺被害に遭う人があとをたちません。そこで、普段から詐欺や不正行為の被害に遭わないように十分に用心して生活するように心がけましょう。

特殊詐欺には以下のようなものがあります。(警視庁HPより抜粋)
◎オレオレ詐欺:親族等を名乗り、「鞄を置き忘れた。小切手が入っていた。お金が必要だ」などと言って、現金をだまし取る(脅し取る)手口
◎預貯金詐欺:警察官、銀行協会職員等を名乗り、「あなたの口座が犯罪に利用されています。キャッシュカードの交換手続きが必要です」と言ったり、役所の職員等を名乗り、「医療費などの過払い金があります。こちらで手続きをするのでカードを取りに行きます」などと言って、暗証番号を聞き出しキャッシュカード等をだまし取る(脅し取る)手口
◎架空料金請求詐欺:有料サイトや消費料金等について、「未払いの料金があります。今日中に払わなければ裁判になります」などとメールやハガキ(封書)で知らせ、金銭等をだまし取る(脅し取る)手口
◎還付金詐欺:医療費、税金、保険料等について、「還付金があるので手続きしてください」などと言って、被害者にATMを操作させ、被害者の口座から犯人の口座に送金させる手口(新型コロナウイルス感染症に便乗した給付金詐欺もこの手口
◎融資保証金詐欺:実際には融資しないのに、簡単に融資が受けられると信じ込ませ、融資を申し込んできた人に対し、「保証金が必要です」などと言って金銭等をだまし取る(脅し取る)手口
◎金融商品詐欺:価値が全くない未公開株や高価な物品等について嘘の情報を教えて、購入すればもうかると信じ込ませ、その購入代金として金銭等をだまし取る(脅し取る)手口
◎ギャンブル詐欺:「パチンコ打ち子募集」等と雑誌に掲載したり、メールを送りつけ、会員登録等を申し込んできた人に、登録料や情報料として支払わせて金銭等をだまし取る(脅し取る)手口です。
◎交際あっせん詐欺:「女性紹介」等と雑誌に掲載したり、メールを送りつけ、女性の紹介を申し込んできた人に、会員登録料金や保証金として金銭等をだまし取る(脅し取る)手口
◎キャッシュカード詐欺盗(窃盗):警察官や銀行協会、大手百貨店等の職員を名乗り、「キャッシュカードが不正に利用されているので使えないようにする」などと言って、隙を見てキャッシュカード等をすり替えて盗み取る手口

特に太字下線の詐欺は大学生も標的になりうる詐欺です。詐欺に遭わないために日頃から以下のことに注意して生活しましょう!

① 知らない着信番号の電話にはすぐに出ない(留守番電話機能や迷惑電話の設定を使用)
② 電話でお金の話がでたら、いったん電話を切って必ず誰かに相談する
③ 「電子マネー」「マルチメディア端末」などで、現金の送付を指示されたら、間違いなく「詐欺」です
④ 自宅ドアは施錠しておくこと。知らない人が自宅に訪ねてきたときは、すぐにドア開けず、訪問者を確認すること。
⑤ 発信元不明のメール、LINE、SNSには安易に応答しない
⑥ 身に覚えのない請求があっても無視して、保護者、学生課、大分県消費者センター(097-534-0999)に相談する
⑦ 発送元が「裁判所」の場合、裁判所に必ず確認をとる
⑧ 役所、税務署や社会保険事務所からATMでの還付金などの返金はない
⑨ 口座番号、暗証番号、通帳、キャッシュカード、マイナンバーカードを絶対に他人に教えない(渡さない)
⑩ 預金通帳の残高を頻繁に調べる(記帳する)
⑪ 僕は、私は絶対に引っかからないと思い込まない

とにかく対応に困ったときは、一人で悩まず、どんな些細なことでもかまいません。学生課に相談してください。被害にあったと思ったときは迷わず警察(110番)に連絡をして学生課へもお知らせください。

参考:警視庁の防犯アプリDegi Police(特殊詐欺対策から痴漢撃退まで)、このようなアプリを利用するのも防犯対策によいかもしれません。警視庁公認のスマートフォン用防犯アプリです (無料)。

大学学長補佐(学生担当) 木村靖浩
短期大学部学長補佐(学生担当) 髙橋俊二

本件に関する問い合わせ先、相談窓口
学生課 TEL 0977-66-9622

 

[投稿日:2020年9月24日]