ウェールズ代表選手が本学にて剣道体験を行いました
10月17日(木)にラグビーワールドカップの準々決勝出場に向け、再び大分県入りしているウェールズ代表チームが来学し、本学武道場にて剣道体験を行いました。
今回の体験は、ウェールズチームの通訳で参加しているアレキサンダー・ベネット氏(関西大学国際部教授/剣道教士7段)と本学剣道部の岩本貴光顧問との剣道を通じたつながりから実現しました。
選手ら約30名が本学武道場に到着すると、飯沼賢司学長や剣道部の岩本貴光顧問など大学関係者や明豊高校剣道部が拍手で迎えました。
最初に、明豊高校剣道部(男女、30名)の部員が日頃行っている稽古を披露しました。激しい打ち合いや声の掛け合いなど闘志あふれる稽古の様子に、選手たちは圧倒されていました。
続いて、剣道体験を希望する選手が胴着に着替え、面(めん)や小手(こて)、胴(どう)、突き(つき)の技の実践練習を行いました。体験に参加した選手らは、岩本顧問の動きを手本に竹刀を振り、技が決まると道場に大きな歓声が沸き起こりました。
最後に、体験のお礼にと、選手らがウェールズの伝統の聖歌「カロン・ラン」を披露してくれました。
試合前の貴重な時間に本学を訪問していただき、このような交流ができたことは、生徒・学生にとって「一生に一度」の思い出になるとともに、今後の稽古や試合への励みになると思います。
【ウェールズ代表選手からの感想】
・初めて剣道を見ましたが、激しいスポーツでおどろきました。前に前に出て行こうとする精神は、ラグビーと似ていると感じました。
・高校生の礼儀正しさや謙虚さ、闘志みなぎる稽古の様子に感銘を受けました。
・女子の剣道部員と一緒に稽古をしたのですが、女性に竹刀を向けることに躊躇しました。
※当日の見学について、ジョシュ・ナヴィディ選手がインスタグラムで感激を伝えてくれています。
https://the-ans.jp/rugby-world-cup/89320/
【参加した明豊高校生の感想】
・世界で戦う選手たちとの交流は普通ではなかなかできないことなのでとても貴重な体験をさせて頂きました。剣道を学びたいと思う外国の方がいることを知り、武道をしていることに誇りを感じました。(男子主将/伊東 凛太朗)
・世界一を目指している選手は、体格や雰囲気が違い、オーラを感じました。日頃ラグビーを極めている方々が熱心に剣道に励む姿を見て、何事も挑戦してみることが大切と感じました。日本一を目指す集団として、これから色々なことに挑戦していこうと思います。(女子主将/宮崎 優楽)
[投稿日:2019年10月21日]