7月18日（水）～8月4日（土）の3週間にわたり、第39回「別府大学国際セミナー」を開催しました。本学は毎年、夏期・冬期に当セミナーを開催していますが、今回の夏期セミナーには、台湾・韓国・中国・ロシアの4ヶ国から170名が参加しました。セミナー参加者は別府の温泉旅館に宿泊しながら、2週間・3週間のコースで、日本語や茶道・華道などの日本文化を学ぶとともに、本学学生との交流や近隣の観光を行います。
　特に今回は各種交流会が企画され、大学の国際言語・文化学科がマンガの授業、短大の初等教育科がパネルシアターやゲーム、食物栄養科が非常食の作り方と試食、地域総合科学科が盆踊りの練習と、大学・短大の持ち味を生かした会が催されました。また、台湾・韓国の高校生は、本学附属の明豊高校と交流しました。
　8月4日の閉講式では、本学の豊田寛三学長が参加者に修了証書を手渡し、皆さんの努力をねぎらいました。参加各校の代表からは、「日本語の授業がとても良かった」、「別府の景色はすばらしい」、「温泉と旅館の方たちが良かった。帰りたくない」、「いろいろな国の人々と交流できて良かった」など、セミナーについての感想が披露されました。閉会後も、国を越えて仲良くなったセミナー参加者たちは、互いに写真を撮り合うなど、いつまでも別れを惜しんでいました。

　　
　　　　　　　マンガ教室の様子　　　　　　　　　　　　　パネルシアターの様子　　　
　　
　　　　　　　非常食講習の様子　　　　　　　　　　　　　　盆踊りの練習風景

[投稿日:2012年8月13日]