6月6日（月）、本学別府キャンパスにおいて、外務省国際協力局の加納雄大気候変動課長による「外交講座」が開催され、学生・教職員およそ400名が聴講しました。テーマは「地球環境」。加納課長は地球温暖化防止を目的とする気候変動交渉の最前線で活躍されています。講演では、昨年メキシコのカンクンで行われたＣＯＰ16（気候変動枠組み条約第16回締約国会議）などを例に、環境政策をめぐる各国の立場や国際交渉のエピソードなどを紹介しながら、臨場感にあふれた話をしていただきました。
　参加した学生からは、日本の環境政策などについて盛んに質問がなされ、また、「報道されない部分を聞くことができて新鮮だった」、「外務省の方から直接話を聞くことができた貴重な経験だった」、「外務省の仕事は大変だと思った」などの感想が聞かれました。大変有意義な講演をしていただきました加納課長には、厚くお礼を申し上げます。

[投稿日:2011年6月 9日]