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10月10日(日)、学校法人別府大学は豊後高田市と相互協力協定を締結しました

10月10日(日)、学校法人別府大学は豊後高田市と相互協力協定を締結しました
 10月10日(月)、学校法人別府大学は、豊後高田市と相互協力協定を締結しました。調印式は、平成22年8月に豊後高田市の「田染荘小崎の農村景観」が国重要文化的景観に選定されたことを記念し、小崎地区「荘園ほたる」において行われ、日高紘一郎理事長と永松博文豊後高田市長が協定書に調印しました。なお、当日は本学の学生が同所で実施している稲作実習の収穫祭を行いました。
 今回の協定により、本法人が協定を結ぶ県内自治体は9市1村(宇佐市、由布市、別府市、日田市、国東市、竹田市、豊後高田市、大分市、豊後高田市、姫島村)となりました。
 豊後高田市とは、これまでも多くの歴史・文化的遺産の調査研究に関して本学が積極的に協力し、特に田染荘の取り組みにあたっては、多方面にわたる協力関係が構築されています。
 豊後高田市は、「千年のロマンと自然が奏でる交流と文化のまち」を将来の都市像として、恵まれた自然・歴史・文化などの地域資源を活用した地域の活性化にも取り組んでいます。
 一方、学校法人別府大学は国際的視野を持った地域社会を担う人材や優秀な研究者の育成を目指しています。また、本学は地域貢献も大学の重要な使命との認識のもとに、総合学園としての特性を最大限に活かして、地域社会の要請にも応えていきたいと考えており、これまでも様々な分野において豊後高田市と協力関係を構築しています。更にこれまで豊後高田市の持つ恵まれた自然や文化・歴史などの地域資源を、専門性の高い実践的な教育研究のフィールドとして活用してきました。
 この度は、このような両者のニーズが一致し、これまで培われた相互協力関係を更に進め、まちづくりや産業振興、福祉、健康増進、国際化への対応など様々な分野に発展させることを目指して、協定締結の運びとなりました。
 日高理事長は、調印式の挨拶で、「地域社会と連携した社会貢献は、大学の使命の一つであり、本学の教育・研究における知的財産を活かした交流を展開して、これまでの交流実績を基盤として今後も豊後高田市の発展に寄与したい」と抱負を述べ、また、永松市長も「別府大学と豊後高田市、学生と地域とのさらなる交流を促進し、市の発展に結びつけて行きたい」と期待を述べました。

 

[投稿日:2010年10月20日]