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卒業生の田口玲子さんが「春陽展100回記念賞」を受賞

卒業生の田口玲子さんが「春陽展100回記念賞」を受賞

 本学文学部芸術文化学科絵画表現コース(現国際言語・文化学科芸術表現コース)の卒業生田口玲子さんが、春陽展の100回記念賞を受賞しました。4月19日(水)に国立新美術館講堂で授賞式が行われ、表彰状が贈られました。
 春陽会は、1922年に日本近代洋画を彩る小杉未醒、梅原龍三郎、岸田劉生、萬鉄五郎等によって設立された洋画会の歴史ある代表的な団体のひとつです。本学は、名誉教授の野村正則先生や松本篤先生を中心に、毎年、在学生や卒業生が出品しており、100回の記念展において田口さんが最高の賞を受賞したことは、本学の芸術活動において誇らしいことです。
 田口さんは、大分県国東市出身で、2002年に社会人入学で本学に入学しました。在学中から精力的に制作活動を続け、春陽展には2006年から毎年出品を続けていました。「初の受賞が100回記念の最高賞ということで、とても驚いています。これまで夢中で描いてきましたが、今回の受賞でこれまでの制作活動が間違いではなかったと、自信になりました。これからも創作を続けていきたい。」と、
喜びの声を語っていました。
 別府大学を設立した佐藤義詮先生は文化学院で学び、芸術教育にも目を向けて美学美術史学科を創設し、その想いは現在の国際言語・文化学科芸術表現コースに引き継がれ、絵画の専門教育が継承されています。田口さんのますますの活躍を祈念するとともに、在学生のみなさんも別府大学の伝統の中で自らの作品を表現することを目指して研鑽を続けることを期待しています。


第100回記念春陽展

 第100回記念賞 田口玲子 <ふるりる3>/130号
 春陽展公式ウェブサイト https://shunyo-kai.or.jp/

本学関係の主な入選者
 (大分県)
 ・岩本峻太朗さん 史学文化財学科卒業

 ・敷島 唯さん 芸術文化学科(現在国際言語・文化学科)卒業、現在福徳学院高等学校教員
 ・丸岡あすかさん 国際言語・文化学科卒業 現別府大学非常勤講師
 (鹿児島県)
 ・小磯直也さん 芸術文化学科(現在国際言語・文化学科)卒業

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[投稿日:2023年4月28日]