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【国際言語・文化学科】令和2年度卒業論文発表会を開催しました

【国際言語・文化学科】令和2年度卒業論文発表会を開催しました

 国際言語・文化学科は、2月8日(月)に、「令和2年度 卒業論文発表会」を実施しました。日本語・日本文学コースからは、平山彩霞さん(古典文学)、福島匠さん(近代文学)、矢野光咲さん(日本語学)、英語・英米文学コースからは、矢野悠斗さん、緒方ありささん、国際文化コースからは、宮田茄代さんの、計6名が、発表しました。
 また、発表後には、恒例の「卒業論文の概要」について、指導なさった先生方から講評をいただきましたが、例年にもまして、高評価をいただいたように思います。

 今年度の卒業論文も、6月までにテーマを決定し、各自のテーマに沿って、卒業演習で自らの意見を述べ、先生方の指導を受けながら、研究を続けました。今年度は、特にコロナ禍の中で、研究を進めることになり、大変なようでしたが、今回のいずれの発表も、論拠を文学作品や絵画に求め、「実証的」に自分自身の論を展開していました。堅実な論文、誠実な研究発表が、本学科の特徴といえるでしょう。
 今回の発表者は、大学卒業後、大学院に進学し、さらに研究を続ける人もいれば、高等学校の先生になる人や、企業に就職する人もいて、進路は多様ですが、卒業論文を執筆した経験が、今後の生活の「糧」に必ずやなることと思います。


<卒業論文発表会 発表題目>

Ⅰ 日本語・日本文学コース

平山 彩霞    小野小町 ―古今和歌集の「うつつ」と「夢路」―
福島 匠    『列車』考 ―エゴイズムと自分を見つめ直す太宰―
矢野 光咲    中古和文における「にくし」の意味用法に関する研究  

Ⅱ 英語・英米文学コース

矢野 悠斗    A Study of Art and Styles in Ernest Hemingway's Works
緒方 ありさ   これまでの学習指導要領から考えるこれからの英語教育
         ~改定の変遷から英語教育の未来を探る~

Ⅲ 国際文化コース

宮田 茄代    西洋近世の絵画に見る女性の化粧の変遷
        ~初期ルネサンスからマニエリスムまで~
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[投稿日:2021年2月12日]